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FAQ1

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<FAQ目次>

一年戦争〜デラーズ紛争編

  • [参考]

 概要

ガンダム関連のFAQです。
この項目は,作品全体に係わる内容をまとめた物です。

必要に応じて,リンク先にも移動してみてください。
それにより,情報は,広がっていきます。
また,親Wikiへ移動して調べることで,さらに広がる場合もあります。

 Q01/劇場版のスタッフロールで出てくる「マ」って何?

マ・クベのことです。
かわいそうっちゃぁ,かわいそうだよな(^^;

 Q02/アムロって,日本人なんですか?

明確な設定はありません。
確かに,日本人風の名字(ファミリーネーム)が設定されており,一部資料では,「嶺」という漢字が当てられた物も存在します。
また,ハヤトやミライの様に明らかに日系を意識したネーミングが設定されているのも事実ですが,これらに関しても明確に日本人とした資料はありません。
(ただし,「アニメ関連で」という注釈はつきます。)
また,テレビ放映時に刊行された一部書籍には,アムロの故郷を日本としている物があり,その影響も考えられます。(このことは,次項で。)

 Q03/アムロの故郷はどこ?

実は,劇場版で「ブリンストン・バード」という名称は出されましたが,明確にどこという記述はありません。
というのも,実は劇場版とTV版では,タイムスケジュールとホワイトベースの移動経路が異なっているため,どちらを正史とするかによっても変わってきてしまうのです。(ついでにいってしまうと,THE ORIGINでは,さらに経路が変わっています。)
劇場版に準ずると,カナダということになるでしょうか。
また,TV版の場合,明確に言及されては居ないのですが,当時の資料などから日本という記述も見られます。

 Q04/ジョニー・ライデンの異名はどっちが正しいのでしょうか?

ジョニー・ライデンの異名は,「赤(紅)い稲妻」,「真紅の稲妻」と複数の記述が見られますが,資料ごとに違うことが多いです。(場合によっては,同じ資料内でも両方が記載されていたりします^^;)
そのため,どれが正しいかとは言い難い状況ですが,初出は「真紅の稲妻」ですので,あえて正しいと言い切るならば,「真紅の稲妻」が正しいでしょう。
でも,どっちでも問題ないとは思います。逃げを撃つなら,「赤い稲妻」は連邦での異名,「真紅の稲妻」はジオン軍での異名と逃げる・・とか(笑)

 Q05/では,ランバ・ラルの異名はどちらが正しいのでしょうか?

これは実は,「青い巨星」が正しいです。
「青き巨星」は,ミスですね。
・・ということで,本サイト内でもミスがありましたらご指摘願います(^^;

ちなみに,この異名ですが,私(あさぎり)は,いつ頃付いたか記憶にないのです。
フォローできる方がいたらお願いします。

 Q06/年表などで「コウ・ウラキの罪状消失」とありますが,この罪状って?

劇場版のジオンの残光では,この判決シーンで終わってしまうため,非常に救いがない形になっていますが,OVA版では,きちんと釈放後の赴任シーンまで描かれていますので念のため(^^;

さて,この罪状ですが,「ガンダムの無断使用」です。

実のところ,この軍事裁判は,ティターンズの旧コーウェン派の追放のために行われたものであり,その罪状も(言葉は悪いですが)半ばでっち上げに近い物です。
作品をご覧になった方は判ると思いますが,この作品においてデラーズ動乱のきっかけとなったのは,(デラーズのジオン主義ももちろんありますが,)腐敗した連邦上層部と,それをきっかけに連邦を牛耳ろうとするジャミトフの動きと言っても過言ではありません。
特に,コロニーの落着については,バスクの思い上がりがあのような結果を引き起こしているのも間違いないわけです。(ついでにいってしまうと,落着の責任はガンダム3号機の介入ということになっていますが,作中ではその逆ですね。3号機が戦場に無ければ,バスク艦隊はガトーによって壊滅させられていたでしょう。)

結果的に,コウは,ガンダム3号機の無断使用が罪状としてあげられていますが,これは,当時の戦況(状況)と連邦の体質からするとその戦果から,不問にされるか逆に英雄として祭り上げられた後に左遷(アムロみたいに)といったパターンが最も考えやすいのですが,軍事裁判までかけられたと言うことは,邪魔されたバスクの逆恨みもあったのかも(笑)

なお,この軍事裁判では,コーウェン准将とシナプス艦長も裁かれていますが,准将は,「試作2号機が核搭載MSであったこと,及び,それを強奪されたこと」による追放/失脚,シナプス艦長は「アルビオン運用における命令違反と責任問題」により極刑(死刑)となっています。
一方,アルビオンの他のクルーは,反ジオン感情が高いのを利用し,ティターンズへと組み込まれました。(一部では,シナプス艦長とコウが軍事裁判に掛けられたことすら知らないといった表記も見られます。)

結局コウの判決は懲役1年でしたが,この後,デラーズ動乱は「なかったこと」にしたほうが,連邦としては都合が良かったため,記録上は「デラーズ動乱」も「ガンダム開発計画」も無かったことになっています。従って,無かったMSを強奪することはできない,ということで罪状が消失,4ヶ月ほどで軍に復帰しています。
コーウェン准将とシナプス艦長の処遇については,明かではないのですが,後のティターンズの台頭を考えると,准将はそのまま退役した可能性が高いと思われます。
また,シナプス艦長は,極刑とするわけにはいかないので,戦死という扱いに変わったと考えられます。

 Q07/ペガサス級って何隻ぐらいあるのでしょうか。?

実は非常に難しい問題だったりします。
現状で,わかっているのは新説/珍説ブチ上げまShowのペガサス級の項目を参照してください。
もともと,ガンダムセンチュリーにおいて,全8隻という説が誕生したのですが,それ以降,増えたり名前が変わったりして混乱の極みとなっています。
現在「珍説」で取り扱っているのは,アニメとその近辺資料で名称としてあがったものを全肯定する方向でまとめたものであるため,正しいとはいえませんのでご了承のほどを。
また,ガンダム・ジ・オリジンのアルバトロスについては触れていませんが,解決策として「名称不明(SVCA-74)」をアルバトロスとする方向でクリアは可能だったりします。
(現在は,これを珍説に投入するかどうかの検討中です。)

なお,アーガマ級などはペガサス級とは異なった艦種です。

 Q08 / シャアのパーソナルカラーというのは,いつ頃決まったんでしょうか?
    ルウム戦役で活躍して特進したはずですが,それ以前から赤く塗っていたのでしょうか?

実は,ルウム戦役時から赤く塗装されていたということは既にテレビ版で描かれています。また,近年公開されたMS-IGLOOでもその姿が描かれました。
では,なぜ活躍する前にパーソナルカラーだったかというと,士官学校の主席卒業であった点があげられます。
ルウム戦役の頃は,対連邦軍ということで見ると,ジオン軍のエースも数がいたわけではないので,優秀なパイロットにパーソナルカラーを与えて,戦場で功績を挙げさせることを目的とした,とも考えられます。
パーソナルカラーをもった者が活躍すると,敵味方に対して大きなイメージ(敵には恐怖,味方には士気)を与えることになりますので,こういった手法がとられることも実際にあります。

なお士官学校についてですが,公式記録上は,ガルマが主席となっていますが,これについてはザビ家であるため,はずされたということでしょう。ただし,実際にガルマが主席ではなかったことは,劇中のガルマの台詞から推察できます。また,そういった立場であることを認識していると言うことは,ガルマの上に立つ物としての度量がたいした物であることを示しているでしょう。(おそらく,シャアが父のことを水に流して,ガルマと共闘していた場合,地球圏の歴史は大きく変わっていたことでしょう。)

他のパーソナルカラーの保持者ですが,黒い三連星についてはおそらくシャアとほぼ同じ理由でしょう。
ルウム戦役で,初めてチームを組んだということですから,それに併せて暫定的にカラーリングを決めた可能性もあります。
また,ラルのように,公国がゲリラ戦を行っていた頃からの生き残りには,既に二つ名があったこともあるでしょう。

 Q09 / デラーズ・フリートがコロニーを落とそうとした場所って何処ですか?また,その理由は?

北米の穀倉地帯へとコロニーを落とす計画でした。
その理由は,北米穀倉地帯が当時の地球上での大きな食糧供給基地であった点にあります。
ここを壊滅させることで,地球上での食糧自給率が落ち,コロニーへ地球が依存する体制が出来れば,コロニーの立場も相対的にあがるだろう,という思惑があったことがあります。
(実際には,コロニー落着により憎悪が強化されるだけであったのですが。)
この問題は,後に地球全土の食糧不足という形でG-SAVIOURにおいて描かれますが,このときもコロニーに依存するというよりは,コロニーを利用すると言ったニュアンスの振る舞いが戦乱の元となっていました。

制作側の都合として,Zガンダムでロザミアが「北米にコロニーが落ちた」といった台詞を述べているのですが,これを利用したとも言えます。

 Q10 / 連邦軍のGP02への核弾頭の搭載,ティターンズのジャブロー爆破,ロンド・ベルのアクシズ降下阻止などの核兵器使用は南極条約違反にはならないんですか?

単刀直入に言えば,なりません。
というのも,南極条約は一年戦争時の戦時条約,すなわち戦争中のみ有効な条約ですから,終戦後は効力がないのです。(停戦だった場合はちょっと変わりますが。)
しかし,一年戦争初期に「核のルール」が無い状態で,核兵器が乱発され,人類滅亡の危機が考えられたため,暗黙の了解として,南極条約が遵守されたに過ぎません。(つまり,後の戦乱においては明確に戦時条約として締結されたものではないのです。)

そういった暗黙の了解があるため,連邦は極秘にGP02を開発しましたし,デラーズはそのことを公に明かし,演説をしたわけです。(実はデラーズの演説中にもその矛盾点は存在します。)これによって,世論がデラーズ側に傾いたのも事実ですから,民衆の間にも南極条約での核禁止が根付いていたと言うことかも知れません。(単に,その詳細を知らなかった可能性もあります。)

ジャブロー破壊については,ティターンズ側に南極条約のことは頭にはあったかと思いますが,毒ガスを使用するなどハナから守るつもりはなかったのでしょう。もちろん,戦時条約であることを建前に押し切った可能性もあります。
実際,エゥーゴとティターンズの戦いは,「戦争」ではなくあくまで連邦の内紛であり,テロと本隊との戦いであるとも言えるのですから,条約は存在し得ないのですが。

ロンドベルのものは,少々趣がことなり,あくまで個人的独断で行ったものです。そのため,それがばれた場合,ブライトとカムランは終身刑は確定します。
これは南極条約違反というよりは,横領などに近いものであり,そういった面での追求となります。(シャアもムサカに核を搭載していたことから,おそらく南極条約については,このときは考慮されていなかったのでしょう。)

実は,クロスボーン・ガンダムに南極条約にとらわれすぎてしまったことを明確にあらわしたシーンがあります。一度ご覧あれ。

 Q11 / 1stでシャアは失敗続きなのに,なぜ少佐から大佐になれたのですか?

この昇進は,戦果による昇進とは少々異なります。
シャアは,トータルで考えると,連邦の秘密作戦をキャッチするなどの戦果を挙げています。
しかし,ガルマの死によってドズルがシャアを左遷したことから,その立場が浮いてしまい,そこに手を伸ばしたキシリアが,中佐待遇で呼び寄せ,すぐに大佐に昇進させたということです。
つまり,いわばキシリアがシャアを雇用するときの契約条項のようなものです。

 Q12 / 昔,ガンタンクって型式番号がRX-76だったと思うんですが?

そう記載された資料も存在しています。
ジ・アニメの別冊なんかがそうだったと記憶してます。(ガンダムがRX-78,ガンキャノンがRX-77だから,タンクは,76と簡単に決めた結果だと思います。)
ただ,これについては,初期の型式番号が混乱していた頃の物なので,MSVのころに整理されてます。

これ以外でも,型式番号が変更された機体は多く,ギャン(MS-X10→MS-15→YMS-15),ゲルググ(MS-11→YMS-14,MS-14),ジオング(MS-16X→MSN-02)などが該当します。
ただ,ガンタンクと決定的に違うのは,これらは現在も設定として残っている点ですね。

 Q13 / 地球連邦軍がMAの開発を行わなかったのはどんな理由からでしょうか?

開発を行わなかった訳ではないのです。
たとえば,Gアーマーなどは,連邦なりのMAの模索ともいえますし,デンドロビウムは,明らかにMAを意識しています。
可変MAや可変MSもMAモードをもっていますので,MAを積極的に開発していないと言うことですね。

なぜ,積極的に開発しないのか,というと,連邦のコンセプトの問題です。
連邦のコンセプトは,一言で言えば「質より量」です。
従って,一騎当千のMAよりも標準的なMSの大量投入のほうが,都合がいいのです。(言葉を換えると人命軽視ではありますが,戦時ですから)
従って,開発に手間のかかる機体は量産されることなく消えていくわけです。
アッシマーのように量産された例が希有だと考えた方がいいわけですね。

 Q14 / ザビ家の中にサスロ・ザビという人がいるそうですが・・・

実は,ザビ家の設定は曖昧な部分が多いのです。
近年,オリジンで明確に描かれたため,これを元に考えるのが最も適当でしょう。
まず,デギン・ザビが父親であることは間違いないですね(笑
オリジンでは母親の設定は見あたりません(病死?と言われています。)
オリジンからいうと,長男がギレン,次男がサスロ,三男がドズル,四男がガルマということになります。
ドズルの顔の傷は,テロによって殺されたサスロと一緒にいた関係で付いた物と当時から言われていまして,実際にそういう描写になりました。
ただし,かつての資料では,サスロとドズルの扱いが逆の資料もあります。
(ドズルがガルマをかわいがっているのは,年齢が離れていることと,弟であるサスロを守りきれなかったため,という説があったのです。実際,こっちのほうが説得力ありますが^^;)
また,キシリアの扱いについても実は不明な点があります。資料によっては,ドズルの下にされているのです。しかし,これは姉上と呼んでいることがあるので,ギレンとドズルの間と考えた方がいいでしょう。

Q15 / 劇中でガンダムの頭部バルカン砲に給弾するシーンが有りますが,排莢はどうなってるんでしょうか?

基本的にケースレスの弾ということになっているのかと思います。
あるいは,燃焼式薬莢とかでしょうか。
逆襲のシャアの映画予告で空薬莢をまき散らしながら射撃しているνガンダムが描写されていますが,これも後から変更になっています。
その理由ですが,空薬莢が関節部などに飛び込んだりしたときの処理の問題と,宇宙空間ではデブリとなってしまう問題点等です。
F91でGキャノンの空薬莢で人が死ぬシーンが出てきますが,こういった不都合もあり得るため,一般的にはこういった空薬莢は,内部にためておくスペースを作るか,それ自体が無い,あるいは無くしてしまう方法をとります。
(Gキャノンの場合,本来は暴徒鎮圧用で,薬莢がばらまかれる位置に人間は居ないことが前提の機体です。)

 Q16 / ヒルドルブは音声入力なのですか?

ヒルドルブでやたらしゃべっているのは,音声入力とも実験用の先頭記録とも取れるようにしてあって,きちんと決めてはいない,後付設定ができるようにああした。
(サンライズ井上幸一氏の解答。)

 編集者


最終更新時間:2007年10月03日 19時49分11秒

脚注