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ALICEシステム

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ALICEシステム / アリスシステム


 説明

 [Advanced Logistic and Inconsequence Cognizing Equipment]

 発展型論理非論理認識装置の略。MSA-0011 スペリオルガンダムに搭載されたAIで,感情を解し身に付けることを究極の目標に開発された。
 開発にはSガンダムのパイロット,リョウ・ルーツ少尉の母親が関わっている。
 元々は,RX-78などRX計画で開発されたモビルスーツに搭載されていた教育型コンピュータの発展型ともいえるシステムであり,データの蓄積を「経験」と考えることにより,コンピュータシステムそのものが,状況に応じた「判断」を可能とすることを目的としている。

 一年戦争で多数の人的資源を失った連邦軍は,損耗したパイロットの不足を埋めるべく,MSの操縦をサポートし,これを自動化すべく,新しいシステムの開発を推進した。
 IMPCシステムの延長線上に設定されたそれは,従来の学習型コンピュータを核として連結し,戦闘や機動を全て自分の判断で行わせることができるような「無人MSによる部隊」が編成可能なシステムとして考案された。
 しかし,従前の教育型コンピュータは,パイロットの補佐を前提としたものであり,自ら思考する「人間」ではなかった。ALICEシステムは,戦闘用の人工知能として教育され,ルーツ女史によってその基礎教育が終了したところであった。この後,実際のパイロットとの間で実際の運用を行いながらの教育を残すのみであった。

 だが,この状況下で,原因不明の爆発事故によってルーツ女史が命を落とした。
 ALICEシステムは,熟練パイロットのデータを入力されることで,「ワルキューレ」(北欧神話の戦いの女神)となる予定であった。ところがALICEが完成し,無人兵器が登場すると大量の人員削減が行なわれ,幾つかの私兵を持つ政府高官や軍の高官にとっては,軍隊を自身の政治力の裏付けとしているため,一気にその力を失いかねなかった。そのため,計画には最初から様々な妨害工作が行なわれていた。おそらく,爆発事故も彼らに仕組まれたものだと考えられたが,確証が無いために原因不明として処理されていたのだった。

 計画は,遅延しながらも進められていった。その後,連邦全軍で行なわれたメンタル・テストによって選抜されたパイロットの中から,さらに選ばれたのが,皮肉なことに開発者の息子であるリョウ・ルーツ少尉であった。

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最終更新時間:2012年03月31日 21時11分57秒

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