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1/144 R・ジャジャ
- [レビュー]
データ
キットデータ | |
---|---|
キット種別 | ガンダムZZシリーズ 5 |
発売日 | 1986年7月 |
価格 | 600円(税抜) |
ボックスアート | 増尾隆幸 |
製作データ | |
接着剤 | 必要 |
ニッパー | 必要 |
塗装 | 必要 |
成型 | 多色成型(2色) |
BOX ART
解説
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レビュー(Wiki編集/管理ユーザー)
概要
機動戦士ガンダムΖΖシリーズの第5弾として発売されたキット。
劇中序盤にキャラ・スーンと共に登場した騎士専用モビルスーツをキット化したもの。
設定上は,MS-15ギャンの系譜に連なる機体である。
キット
初期のキットの中でも問題が有るキットのひとつ。パーツそのものの形状はいいのだが,プロポーション的なバランスが崩れているため印象が悪くなってしまっている。
だが,パーツをゲージにして幅増し,幅つめを行うことで,格段に印象が改善される為,改造に挑戦するにはいい素材といえるかもしれない。
本キットの問題は,先に挙げたとおりパーツごとのバランスの悪さで,特にボディ部のアンバランスさがイメージを悪くしている最大の理由だと考えられる。
画像1は,キットの各パーツを仮組したもの(ただし,足首の関節部のみタイミングを変更している)であるが,ご覧の通り,胴体部,脛部(から足首部)がかなり肥大して見える。パーツサイズを測ってみると,実のところおおよそ1/100サイズであるため,バランスが崩れて見えるのである。
画像2は,胴体パーツ上半身部を切断した状態で,下半身を組み上げたものだが,隣の1/144ガルバルディβ(若干全高が伸びている)と比較しても,脛から足首にかけてのパーツが大きいことがよくわかる。(腰部が,ガルバルディの胸上部に位置していることがわかるだろう。)
このため,胴体部,脛部のパーツ形状を活かして制作した場合,大腿部と形状のバランスの悪い腰部を延長することで,事実上1/100サイズでの制作ということになる。
画像3は,胴体部の箱組を行ったもので,胸部を幅つめ,腰部を延長したものである。
最終的なバランスは,画像4のようになり,肩部装甲を取り付けた画像5のようなバランスで組み上がることとなる。
この後,大腿部をおよそ5ミリ延長したところ,ほぼ1/100スケールと同じサイズの完成品となっている。
残念ながら,キットは未完成のまま,転居時に廃棄されており最終的な写真も残っていない。この後,手を加えた部分に関しては,以下にまとめておく。
- 上腕部の湾曲を修正するために他のキットからパーツをコンバートした
- パイプのモールドによって上腕部の回転軸が事実上機能しないため,ビニルチューブに置き換えた
- 頭部は上部カバー部を切断,新造し,モノアイ部は彫り込んだ上でポリパテで新造
なお,現在ではHGBFシリーズで発売された「R・ギャギャ」をベースに改造することで,プロポーションの良いR・ジャジャが手に入るため,本キットは,R・ギャギャとR・ジャジャの形状の異なる部分のゲージとして用いることが多くなると思われる。
レビュー(訪問者)
機体概要
購入案内
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脚注