林檎の花

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林檎の花（マンサーナ・フロール）

[艦艇]
分類：不明
区分：宇宙世紀
作品：機動戦士クロスボーン・ガンダムゴースト

説明

　ユピテル財団が開発したミノフスキー・ドライブ運用実験艦。
　地球より最も遠い生活圏である木星にとって，足の速い船はまさに必需であり，熱望されるものである。このため，かつての木星戦争においてクロスボーン・バンガードが用いたミノフスキー・ドライブ搭載艦である「マザー・バンガード」のもたらしたインパクトは大きなものであった。
　木星でのミノフスキー・ドライブの開発においては，ミノフスキー・ドライブの開発を大幅に縮小するサナリィから，研究を続けたい一部研究員を引き抜いて開発を進めさせたもので，ほとんどの技術については実質的に封印技術としての位置づけとなってしまったこともあり，全ては一から始めるようなものとなってしまったため，完成には10年以上を費やしている。
　基本的なシステム面では，マザー・バンガードの構造が参考にされたものと思われ，その前半部に似たようなバランスのフォルムとなっている。
　武装については，試験艦ということでデブリや隕石に対する破砕兵器の他は，ほとんど無いに等しい。その一方で，推進に用いる「光の帆」は，折りたたみ機構を有しており，展開したまま折りたたむことで，船体を覆う巨大なビーム・シールドとして機能するため，極めて強力な防御能力を有している。

　なお，木星圏ではモビルスーツの搭載数が艦運用において重要な要素のひとつとなっているため，搭載数は多く設定されている。