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未登場モビルスーツ

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未登場モビルスーツ

  • [関連用語/模型シリーズ]

 説明

 現在ではほとんど用いられなくなった用語のひとつだが,厳密な区分を行った場合には位置づけとして重要になるのが,「未登場モビルスーツ」である。
 具体的には,機動戦士ガンダムの関連アイテム(プラモデル)の商品化終了後,商品化するアイテムが不足したバンダイが投入した,アッグ,アッグガイ,ジュアッグ,ゾゴックの4機のモビルスーツのことで,厳密に区分すると後に展開されるMSVとは異なったものである。

未登場モビルスーツの商品化に至るまで

 機動戦士ガンダム放映後に発売されたプラモデルシリーズ(通称ガンプラ)は,劇場版ガンダムの上映に呼応した形で,その売れ行きを伸ばしていき,極めて大きなブームとなった。この結果,ついには作中に登場するモビルスーツやモビルアーマー,艦艇など主要なメカニックのほとんどを模型化してしまったのである。
 しかし,そのブームは加速する状態が継続しており,商売をする側としては,ここで新製品を途切れさせることで,ブームの停滞を招くことを避けようとするのは当然の成り行きであった。

 まず,バンダイ側が行ったのが既発の商材に付加価値を付けて再リリースする「リアルタイプ」シリーズであった。
 これは,既に発売済みの1/100スケールキットの成型色を変更し,様々なコーションマークなどのデカールを追加したもので,大河原邦男氏の描くポスター画稿などの注意書きやマーキングなどが施された機体を再現しようとしたものである。
 もちろん,劇中画稿とは異なるカラーリングやマーキングであるため,一種の賭けであったことは間違いないのだが,当時は塗装やマーキングを行うことは当然のような状況であったことや,そもそも大河原氏のカラーリングに人気がこともあり,人気となっていた。
 これに続いて企画されたのが,この「未登場モビルスーツ」と呼ばれる4機のモビルスーツなのである。

 これらの機体は,実際には戦場で活躍していたものの,画面(機動戦士ガンダムというアニメ本編)には登場しなかった機体である,という扱いであり,表向きはガンダム本編の短縮に伴い,出番がカットされた機体とされた。もちろん,キット化に合わせて改めてデザインが起こされているため,実質的には新規デザインの機体である。
 アオシマ模型などオリジナルの模型シリーズを展開していたメーカーは存在していたが,「機動戦士ガンダム」という一つのシリーズの中にオリジナルのモビルスーツを投入するという形になるわけであり,一歩間違えば既存のユーザーからも非難される可能性が高かったのである。
 しかし,これらの機体の扱いが,実質的にガンダムの架空戦記としての位置づけの萌芽であったといって間違いではないだろう。

未登場モビルスーツの位置づけ

 繰り返しになるが,本シリーズの秀逸なところは,完全なオリジナル機体ではなく,サンライズ(当時は日本サンライズ)が刊行した「機動戦士ガンダム記録全集」に掲載されていた,いわゆる没デザインをクリンナップし,「画面には未登場だが実は活躍していたモビルスーツの商品化」という方向性で商品化を行った点になるだろう。
 これは,ガンダムという作品がアニメ本編以外の展開を可能とするための布石としては十分であり,本シリーズが比較的好調な成績を残したことが,続くMSVシリーズの展開のスタートを切る自信をバンダイに与えたのである。

 もちろん販売時には,これらをバックアップする体制を取っており,広告では記録全集発のオリジナルであることが謳われており,また,模型誌やコミックボンボンなどでもその販促がおこなわれており,現在の商品展開の基本となる部分を確立させたという意味でも非常に意義があるシリーズであるといえるだろう。

 なお,現在ではこれら4種の機体は設定上は「MSV」に区分されている。
 しかし,ガンプラとしての区分は,大枠的にはノーマルシリーズ(すなわち,最初の機動戦士ガンダムシリーズ)に分類されており,分類上,迷うべき点も多い。
 このため,困った時に「未登場モビルスーツ」と分類するのも一つの手である。

 関連項目

 編集者


[関連用語]


最終更新時間:2015年07月04日 07時20分45秒

 ノート

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脚注