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日東の変更点

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!!!日東 / ニットー / 日東科学教材
*[模型用語/企業]

!!説明
 [[プラモデル]]メーカーのひとつ。正式名称は,日東科学教材。
 現在も存続しているが,模型メーカーとしては事実上,既に姿を消したといっても過言ではない。
 元々は,教材玩具の製造メーカーとして起業されたメーカーで,組立教材のひとつとしてプラモデルを製造していたが,模型メーカーに転身した。
 特に低価格(100〜200円程度)のキットを多く出しており,このヒットによって車やAFVだけではなく,怪獣ものや家電ものといったラインナップにも手を広げていった。
 70年代のスーパーカーブームの時には,モーターライズされた「サーキットの狼」シリーズで大ヒットを飛ばし,ミリタリーブームの時には,1/76と言うミニサイズでAFVを多数キット化するといったブームに乗った商材がヒットしたメーカーでもある。
 1982年の超時空要塞マクロスの放映時には,イマイ,アリイに続いて参入し,小スケール・低価格のキットを多数発売している。

 しかし,日東を象徴するのは,同年ホビージャパンで連載が始まった,S.F.3.Dであろう。この横山宏氏によるオリジナル作例を製品化したキットは,そのクオリティもあって,マニア的な人気を博し,同社の看板商品的な位置づけとなる。
 ところが,84年,SF3Dのストーリーを担当していた編集者がホビージャパンを退社すると,連載が迷走,さらには横山氏の離脱もあって,急速に人気が下落する。
 さらに追い打ちをかける事態として,日東本社の火災,SF3Dの版権を巡る裁判によって再版が不可能な状況に追い込まれ,85年に倒産,解散することになってしまった。
 それでも,同社社長は,資産売却の際にこのSF3D関連の金型は売却せずに手元に残しており,いつか復活を願っていたほど,この企画をお気に入りだった。

 94年に再建され,各種下請け事業などを続けていたが,98年にSF3D関連裁判が決着すると,モデルグラフィックスに場所を移し,マシーネンクリーガー「MA.K」として改称,連載が再開された同企画を再び再販した。
 現在,同企画の製品金型は,原作者である横山氏に譲られ,日東は企画には関与していない。(製品は,ウェーブから再販されている。また,オープンな企画として再出発しており,キット化にハセガワの参入もあった上,ホビージャパン本誌でもSF3Dとして復活している。)

!!備考
 模型に関する用語の集約の為,ガンダムに関連しないもの,関連しないメーカーも含まれています。
!!関連項目

!!編集者
*あさぎり
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!!ノート
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