- お願い
■検索等で初めて来訪した方は,注意書き等を必ずご覧になってください。
■Wiki項目への直接リンクは避けるようお願いします。→<必読> 頻繁に項目変更が行われる関係上,直リンクはエラーのもととなります。
■あまりにマナーの悪い人がいましたので,一部項目にアクセス禁止処理を行いました。
■極めて短時間で集中的アクセスを行ってるIPについては,終息の目処が立たなかったためアクセス禁止処理を施しました。解除申請は本家掲示板にて。
南極条約
説明
一年戦争勃発後,一月経過したU.C.0079年1月31日に地球連邦軍とジオン公国軍の間に調印された戦時条約。
内容は以下の通り。
1.NBC兵器の使用とコロニー落としの禁止。 2.サイド6,木星船団の中立確認。 3.捕虜取り扱いに関する諸条約等の確認。
本来は,それまで圧倒的に連邦軍を押していたジオン公国軍が,事実上の停戦条約として,「独立不可侵条約」として発効させようと締結を提案したものであったが,ジオン軍の捕虜であったレビル将軍の帰還と共に勢いづいた連邦がその内容を修正させ,上記のような条文となった。
連邦軍の一部には,この時点で厭戦気分が漂っていたこともあり,レビル将軍の帰還がなければ,この時点で戦争は公国軍の実質的勝利という位置づけで終結していたはずである。
このため,この条約は双方にとって,方針の軌道修正が必要になった事態を如実に示したもの,と言うことができるだろう。
なお,先に述べたように「戦時条約」であり,本来は終戦協定が結ばれた時点で,本条約は失効している。しかしながら,未だジオン公国と地球連邦軍の間では戦争状態が継続している,という立場であったデラーズ・フリートはこの南極条約を持ち出して,ガンダム試作2号機の存在を悪と公表する等の民衆扇動を行っているのである。
しかし,扇動としては非常に有効であり,「本来,戦時条約は終戦とともに条約は失効した」と連邦軍が公式の立場を崩さなければ,デラーズ動乱は単なるテロ事件だけで終わっていたのである。しかし,この事件は連邦軍にとって表沙汰にすることができない事情が存在した。ひとつは,「核兵器」という兵器そのものがもつまがまがしき抑止力であり,これを禁止した条約を撤回するとは言いにくい点である。そしてもうひとつは,この核兵器によって多数の艦艇が沈められただけではなく,コロニー落としまで実施されてしまったという連邦軍の面子に関わるものであった。
この結果,南極条約という言葉そのものが一般大衆にまで多く知られることとなってしまったのである。
なお,前線では条約が破られることも多々あり,確認されるだけでも以下のように数多くの事例が存在する。(この事例以外にも数多く存在する)
特に一年戦争時には,本条約は有効であったため,本来ならばかなりの重罪となってしかるべき事例である。
ただし,一年戦争以降は,本来ならば条約が有効でないため,不問とされる可能性は高い。(とはいえ,第2次ネオ・ジオン戦争時に,核を用いたブライトが本来なら重罪といっていることもあるため,連邦「内」では慣例法として有効であった可能性もある。)
一年戦争
- オデッサ攻防戦時におけるマ・クベ指令の核ミサイル使用
- コンスコン隊によるサイド6不可侵宙域における発砲
- キリング指令によるリボーコロニー核攻撃(未遂)
デラーズ動乱
- 核兵器運用型MSの建造
- コンペイトウへの核兵器の使用
- コロニー落とし
グリプス戦役〜第1次ネオ・ジオン戦争
- コロニーへの毒ガスの使用(ティターンズ)
- 捕虜虐待(ティターンズ)
- コロニー落とし(ティターンズ,ネオジオン)
第2次ネオ・ジオン戦争
- 核兵器使用
- コロニー落とし
コスモバビロニア戦争以降
- 核兵器使用(木星帝国)
補足
蛇足ながら,コロニーレーザーの使用については,南極条約で制限されるものではなく,そういった意味では,ティターンズのサイド2コロニーへのコロニーレーザー照射は,南極条約違反ではない。(ただし,非人道的殺傷兵器の使用,という項目で戦争法にひっかかるものではある。)
関連項目
編集者
最終更新時間:2012年11月09日 18時46分25秒
ノート
■本項目に追加情報を記載する
※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。
脚注