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南アメリカ独立戦争
- [用語]
- 分類:歴史
- 区分:コズミック・イラ
- 出典:機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY
説明
[C.E.71/11/-- 〜 ]
C.E.71年のいわゆるヤキン・ドゥーエ戦役の後に勃発した旧南アメリカ合衆国の大西洋連邦からの独立戦争のこと。
マンデルブロー号事件以降,大西洋連邦に「プラント寄り」と見られていた南アメリカ合衆国は,C.E.71年2月18日,クライン議長による積極的中立勧告を受け入れ,事実上のプラント支持を打ちだした。
これに対して,大西洋連邦は強烈に非難を繰り返した上で,翌2月19日,南アメリカ合衆国に突如武力侵攻,パナマ宇宙港を制圧し,ついには大西洋連邦への併合を宣言することとなった。この武力侵攻は,一方的に行われたため,非プラント理事国である大洋州連合は翌日直ちに抗議を行い,親プラント国家としての立場を明確にした。(これに対して大西洋連邦は直ちに宣戦を布告している。)また,中立国は大西洋連邦に対して非難決議を行っている。
このように武力併合された南アメリカ合衆国が,大西洋連邦からの分離独立を宣言し勃発したのが南アメリカ独立戦争である。
5月25日のパナマ攻防戦により,パナマ基地が壊滅したことから南アメリカの戦略的価値は低下しており,地球連合の南アメリカに対する利用価値は事実上失われていた。実質的に放置状態となってしまったのである。
併合以降,南アメリカの大西洋連邦に対する火種はくすぶり続けており,いつ発火してもおかしくない状態であった。
そして,9月27日の停戦をきっかけに,加速度的に大西洋連邦に対抗するゲリラ活動が活発化することとなった。(これには,停戦後も大西洋連邦の南アメリカ支配の継続の意思が見えたこともきっかけのひとつとなっていた。)
さらに連合でエースパイロットとして名をはせた「切り裂きエド」ことエドワード・ハレルソンが脱走,南アメリカ軍に合流したことから,一気に独立への動きが加速することとなった。
戦闘は,ユニウス条約締結まで続き,ユニウス条約によって国境線を戦争前に戻すことが定められたが,戦争そのものが大西洋連邦側に有利であったこともあり,事実上傀儡政権のような形で,地球連合に加盟させられることで決着を見た。
結果的に再建されたパナマ基地などは大西洋連邦(名目上は地球連合)の管理下に置かれ,条約により介入したザフトも撤退を余儀なくされたため,この独立戦争は名目上成功,事実上失敗という形になった。
関連項目
編集者
最終更新時間:2015年08月03日 19時04分40秒
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