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電撃大王の変更点

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!!!電撃大王
*[雑誌]
!!データ
,出版データ{COLS:2},
,発行日,毎月30日
,定価,650円(特別定価あり)
,発行元,アスキー・メディアワークス
!!概要
 メディアワークス(現[[アスキー・メディアワークス]])が刊行する雑誌。
 いわゆる角川騒動によって角川書店から独立したメディアワークスには,バンダイから委譲されたバンダイ出版課のスタッフが加わっており,かつてのバンダイの出版物が全てメディアワークスに移籍している。
 この際に,バンダイが刊行していた[[B-CLUB]],[[サイバーコミックス|漫画兵器サイバーコミックス]]などの刊行物がメディアワークスへの移籍に伴い,様々な形で姿を変えているのだが,本誌もそういった流れで誕生した雑誌の一つである。

 バンダイ出版課の再編に伴い,サイバーコミックスは休刊となり,編集がガイナックス系からメディアワークスへと移行している{{fn 厳密には,1990年頃,機動戦士ガンダムF90の連載当時には,ガイナックスからバンダイ出版課,そしてメディアワークスへとサイバーコミックスの編集は変更となっている。確かな情報では無いが,「編集が遅れがちで出版が期日通りに行われない」などのトラブルがあったのも事実で,こうしたことがガイナックスから変更になった原因だと思われる。また,機動戦士ガンダムF90のストーリーの変更時期もこのころと一致するので,それらも一連の流れに含まれるのであろう。}}のだが,この際にガンダム関連の作品群をMS-SAGA,それ以外の作品群をメディアコミックス ダインという形で,再編が行われている。

 MS-SAGAは,サイバーコミックスの形態を継承し,ダインはA5の平綴じ雑誌としての形態で刊行されたのだが,ダインはその価格等のアンバランスさから3号で休刊し本誌を事実上の後継誌としたのである。一方のMS-SAGAも「定期刊行の書籍コミック」として継続していたのだが,当時の情勢としてガンダムだけの作品群での継続が難しく,ガンダムWの放映終了時期に前後して休刊となり,「機動戦士ガンダム0079」などの作品は本誌に移籍した。結果的に,かつてのサイバーコミックスの後継誌として本誌がスタートする買った地になったのである。(なお,メディアワークスでは,同時期にほぼ本誌と同じターゲットを想定した電撃ガオ!も創刊されているが,こちらはかつての「コミックコンプ」の事実上の後継誌である。)
 そういった経緯から,現在でもかつてのサイバーコミックスの「匂い」が感じられる作品群も多く,ガンダム関連作品も「ADVANCE OF Ζ〜ティターンズの旗のもとに」などが掲載されている。

 蛇足ながら,かつてのサイバーコミックス系作品の再版が「電撃コミックス」ブランドで行われるのは,こういった経緯があったためだと考えられる。
!!関連項目

!!編集者
*あさぎり
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{{category 書籍・雑誌}}
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{{lastmodified}}
!!ノート
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