!!!低軌道会戦 *[用語] //*読み: *分類:歴史 *区分:コズミック・イラ *出典:機動戦士ガンダムSEED !!説明  [C.E.71/02/13]  地球連合とプラントの間で勃発した戦争において,実施された戦闘のひとつ。  地球連合軍第8艦隊とザフトのクルーゼ隊が,地球の周回軌道上で行った戦闘のことである。  地球連合軍とザフトの間でのパワーバランスの問題から,一方的かつ大規模な人的被害を生じることとなってしまったが,後の歴史からみると一つのターニングポイントとなった戦いであることもまた事実である。  この戦いは,地球連合軍が起死回生の一手として開発を進めていた連合製モビルスーツに端を発するものである。  オーブ連合首長国の資源衛星ヘリオポリスにおいて,開発が進められていた連合製モビルスーツ「G」は,これを察知したザフトのクルーゼ隊によって開発された5機の内4機までもが鹵獲されてしまった。しかし,連合の新造艦アークエンジェルは,残る1機とそれまで得られたデータをもって連合本部アラスカ基地を目指しヘリオポリスを脱出,クルーゼ隊はこれを追撃したのである。  所属する第8艦隊と合流したアークエンジェルは,ヘリオポリスからの避難民を第8艦隊に引き渡した後,単独での大気圏突入を決行,アラスカ基地への航路を執ったのである。  一方,追撃するクルーゼ隊は,その編成こそ小規模艦隊にしか過ぎなかったが,保有するモビルスーツ部隊のパイロットは,エリートパイロットが多く,また,連合から鹵獲した「G」の運用体制も準備ができていたことから,アークエンジェルの盾となった第8艦隊との交戦を選択,激しい戦闘となったのである。  この戦闘によって第8艦隊は壊滅することとなった。  なお,艦隊戦闘に先んじてアークエンジェルが預けたヘリオポリスからの避難民は,シャトルで脱出させられたものの,クルーゼ隊に強奪されたGAT-X102《デュエル》によって撃破されており,全員が死亡している。この事態に関しては,後にクルーゼが査問されているが,結果として連合側の責任として不問に問われている{{fn このあたりが,戦争のえげつない部分であり,パトリック・ザラらのナチュラルに対する冷徹さが見えている。}}。 !!関連項目 //本文内の説明でリンク可能なものは,出来るだけ本文内でリンクする。 !!編集者 *あさぎり ---- {{category 用語}} {{category 用語・SEED}} ---- {{lastmodified}} !!ノート ■[[本項目に追加情報を記載する|BBS2]] ※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。