!!!地球カオス戦争 *[用語] //*読み: *分類:歴史 *区分:未来世紀 *出典:機動武闘伝Gガンダム !!説明  [F.C.02〜04]  地球圏全域にわたった大規模な戦乱のこと。地球に残された人々に対するコロニー国家の管理が行われず(一言で言えば見捨てられたため),各地で勃発した地域紛争が世界規模の戦争になったもの。  未来世紀(F.C.歴)は,各国の政府高官を始めとする上流階級層が汚れ果てた地球を脱出し,自国のコロニーに移住したことをきっかけとして始まった新暦であるが,コロニーへの渡航(移住)には,莫大な費用が必要となり,低所得者には困難を伴う物であったことと,地上への居住を臨み続ける人々もいたことから,総人口のおよそ4割が地球上に残る状況となった。  この状況下で,地球上の各国家は,政治・産業・経済・軍事の中枢をコロニーに移管,コロニーを本国とし,地球上の旧所領を従属させる体制となった。  支配者(統治者)層が宇宙へと移民し,地上の管理体制が加速度的に手薄になっていく状況で,地上の各国の治安は乱れる一方であり,各地で地域紛争が勃発する状況となった。  特に,コロニーによる支配をよしとしない層や,独自の力を得てそれにあらがおうとする層,コロニーの目を欺き自らの私腹を肥やそうとする層など,何らかのきっかけで力を得た人々は,自らの欲望をさらに満たすために力による影響力の拡大を目指す者も現れる状況となった。  こうした紛争は,やがて拡大し世界規模の戦争状態(厳密に言えば,テロや地域紛争の拡大という状況であるが,世界規模で混沌とした状態となった)となり,各陣営の持てる戦力の投入が過激化し,熱核兵器による全面戦争の危機が高まった。  それまで地上の状況に大きな関心を払わなかったコロニー各国は,この状況下に至り,コロニーの浮かぶラグランジュ点が地球カオス戦争の影響で崩壊するのを避けるため,コロニー連合軍を編成,地球制圧に乗り出した。(この際に,コロニー連合軍が投入したのが軍事用モビルスーツで,従来存在した作業用の機体とは異なり,高い戦闘能力を持っているのが特徴であった。)  コロニー連合軍の介入により,地球上の各勢力は鎮圧され,地球各国はコロニー本国の完全な統治下に置かれることとなり,地球カオス戦争は終戦を迎えるかたちとなった。  しかし,状況はコロニー国家による地球抑圧の状況から変化したわけではなく,さらにこの戦争に投入された軍事用モビルスーツの高い戦闘能力が,今度は各国の発言権の拡大に繋がるものとなってしまったことから,再び大規模な戦乱の兆しが見えることとなった。 !!関連項目 *[[第2次地球カオス戦争]] //本文内の説明でリンク可能なものは,出来るだけ本文内でリンクする。 !!編集者 *あさぎり ---- {{category 用語}} {{category 用語・Gガンダム}} ---- {{lastmodified}} !!ノート ■[[本項目に追加情報を記載する|BBS2]] ※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。