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第908機動偵察中隊

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第908機動偵察中隊

  • [用語]
  • 分類:組織
  • 区分:宇宙世紀
  • 出典:U.C. HARD GRAPH,機動戦士ガンダム

 説明

 ジオン公国軍地球侵攻軍の機動偵察部隊のひとつ。
 機動偵察中隊は,様々な装備を利用して敵軍の偵察を行うことを主任務とする部隊であり,第908機動偵察中隊は,極東地域に配置されていた。
 開戦後,ジオン公国軍による地球降下作戦が実施された際には,各侵攻軍の先遣隊としての意味合いを持たされ,各所で偵察行動を行っていたが,両軍が膠着状態に陥った後は,多くの場合で機動車両などを用いた状況視察的な偵察活動が中心となっていた。要するに占領地の維持活動にその主眼が移っていったのである。
 特に908機動偵察中隊は,その活動範囲が広いこともあり,それぞれの小隊が受け持つ偵察範囲も広かったことから,ワッパ(ホバーバイク)による広域偵察が常態化していた。
 本部隊が有名となったのは,所属する小隊が,ワッパによる初の対モビルスーツ戦闘を敢行したことによるものである。

第2小隊

 同隊に所属するクワラン曹長が率いる第2小隊は,担当区域に接近した地球連邦軍のモビルスーツ実験部隊ホワイトベース隊(後の第13独立戦隊)に対し,独自に作戦を展開,ザクを用いて敵のモビルスーツを母艦からの視界が届かない森林地帯へ誘引した後,ワッパの集団運用により吸着時限爆弾の直接取り付けを敢行した。
 爆発までの設定時間が長かったため最終的に作戦は失敗に終わったものの,当時無敵を謳われた地球連邦軍試作モビルスーツを,あと一歩のところまで追い詰めることに成功したことは特筆に値する。

 関連項目


 編集者


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最終更新時間:2015年01月31日 16時34分39秒

 ノート

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脚注