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戦闘ブリッジの変更点

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!!!戦闘ブリッジ
*[用語]
//*読み:
*分類:その他
*区分:宇宙世紀
*出典:機動戦士ガンダム〜逆襲のシャア
!!説明
 第2次ネオ・ジオン戦争当時の艦艇から積極的に採用されるようになったブリッジ配置。戦闘時に運用する専用指揮所であり,通常用いる指揮所を「巡航ブリッジ」という。
 解放されている巡航ブリッジよりも被弾率が低い位置にあり,戦闘でのブリッジ壊滅をある程度防ぐための措置として設置されている。
 一年戦争当時から,サブブリッジを有する艦艇は多く存在したが,基本的にその多くは,メインブリッジが使用不可能になった場合の予備でしかなかった。これに対して,戦闘ブリッジは,戦闘時に戦闘に適した機材配置で設置されたブリッジであり,一年戦争当時のような「予備」ではなく,「使い分け」を前提としたものである。

 一年戦争以前の宇宙艦艇は,従来型の宇宙艇から発展し,これが大型化したことで「艦」としての体裁を取るようになっていったものであるが,これらがかつて地球上で運用された海上艦艇と同様の艦構造を採用していったのは,やはり「イメージ」的な要素が大きかったものと思われる。
 無論,従来型のロケット型やシャトル型の宇宙艇も存在していたものの,宇宙軍の陣容そのものがかつての海軍の陣容を踏襲し,観閲式などが実施されている状況下では,やはり「艦隊」としてのイメージも重視されていたと考えられる{{fn というか,実際にはそうしたイメージが投影された絵作りであったわけだが,いわゆるSF的な宇宙艦艇による艦隊戦が絵にならない(というかそもそも艦隊戦が起こりえない)ことを考慮すれば,宇宙戦艦ヤマト以降の海上艦艇風の艦は,ある意味,やむを得ないわけである。(なお,ヤマト→アンドロメダ,ホワイトベース→アーガマといった具合に,作品が進むにつれ改善されてはいるのだが,こうした改良について,理解できない人も多いのがまたなんとも…。)}}。
 特に,一年戦争当時,ミノフスキー粒子が大量に散布された結果,レーダーによる索敵に影響が発生し,目視中心(あるいは確認できる限りの船外カメラ)による戦闘が常態化すると,指揮所が目視重視の配置になっていくのはやむを得ない部分があるだろう。(なお,公国軍の艦艇は旧態依然としたチベ級はともかく,以降の艦艇はブロック化が進んでおり,その点は連邦の艦艇とは大きく異なっているといえる。)
 無論,ブリッジが露出していると,安全面では問題があるが,それ以上に敵機の把握に関する問題点の方が重要だったのである。

 一説によると,ミノフスキー粒子による影響は電波妨害に留まらず,一部コンピュータ機器に対して障害を発生させるともいわれており,この問題に対するシールドが当初はできていなかったため,あえて強化ガラスによるブリッジが採用されたとも言われているのである{{fn 実は,劇中でホワイトベースのみブリッジにシャッターが下り,内側に映像が表示されるシーンが存在している。これは,カメラによる撮影に障害が少ないことを意味しており,こうした技術の発展が戦闘ブリッジに繋がったものと思われる。}}。

 しかしながら,ブリッジが被弾した事による轟沈は一年戦争でも数多く発生しており,ブリッジの安全確保は,大きな命題であったこともまた事実である。

 グリプス戦役期には,エゥーゴのアーガマ級が可動式ブリッジを採用しており,戦闘時には艦橋部を船体に収納し,ブリッジを船体にへばりつかせる様な状況にして安全性を高めており,これもまた安全確保の一環と思われる。
!!関連項目
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!!編集者
*あさぎり
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!!ノート
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