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先任大尉

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先任大尉

  • [用語]
  • 分類:その他
  • 区分:コズミック・イラ
  • 出典:機動戦士ガンダムSEED

 説明

 軍隊における指揮権を表す為のもの一例。実際には,先任○○と,○○部に階級を入れて発言する。この場合,同じ階級である「大尉」が複数存在した場合に,先に大尉に任命された者を指す言葉として使用される。(見出し語は,地球連合の新型艦「アークエンジェル級強襲機動特装艦」が,ヘリオポリスでのザフト軍襲撃によって,大きな被害を受け,艦長以下指揮官が戦死してしまった際に,ヘリオポリス脱出時に艦載機乗りであったムウ・ラ・フラガ大尉が,アークエンジェルの開発に関わったマリュー・ラミアス技術大尉に対して,『自分が先任大尉ではあるが,アークエンジェルをよく知っているマリューが指揮を執るべき』と述べた際に用いたものである。)

 通常軍隊では,上位階級の人物が指揮権を持つが,作戦によっては同階級の者同士が,やむを得ず,指揮をする側/される側になることがある。この様な場合,先にその階級になった者が暫定的に指揮権を持つことになる。これを「先任」という。

 一つの戦闘単位が大きい艦艇などでは,艦橋で指揮を執る艦長(あるいは司令)は,佐官(または将官)であるが,他の部署でもやはり指揮系統が必要なため,階級による上下関係が存在する。例えば,砲撃指揮を行う砲課(やCIC)では,室長として少佐や大尉などがあてがわれることが多い。同様に,機関室や搭載機整備のための格納庫などもこうした室長が存在している。(大型艦になると,医務室や艦内食堂なども同様である。)
 先のアークエンジェルの様に,艦長以下艦橋スタッフが何らかの要因で指揮不能となった場合,他のスタッフが艦の指揮を引き継ぐこととなるのだが,通常は,そうした事態を想定して,複数の指揮系統が用意されている。これが機能不全を起こすことはまれであるが,実際に起こりうる事態なのであり,こうした場合に指揮系統(戦闘責任者)を産み出すためにやむを得ず用いる手段のひとつが先任なのである。

 なお,同じような事例で一時的に指揮権を預けられる様な状況になった際に,階級が変化する場合がある。こういった一時的な階級は,戦時階級などと呼ばれ,非常時に部隊指揮などを執る兵士に与えられる場合が多い。こういった場合は指揮系統は残っており,上位階級が指揮系統内の流れを良くするために行う行為であり,やむを得ず行う先任による指揮とは意味合いが異なってくる。

 同様に,同じ階級内での指揮権の優先を表す用語は他にもあり,「上級大尉」と「大尉」といった形で表現される場合もある。この場合は,先任とは異なり,当初から「階級内での階級」を決定づけられており,これを基準に指揮権を設定することとなる。

 関連項目

 編集者


[用語]
[用語・SEED]


最終更新時間:2010年12月30日 05時58分38秒

 ノート

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脚注