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生物兵器の変更点

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!!!生物兵器
*[用語]
//*読み:
*分類:軍事
*区分:共通
*出典:共通
!!説明
 軍事上用いられる兵器区分のひとつ。
 核兵器・化学兵器と共にNBC(ABC)兵器と呼ばれることもある。特に,その保有に際して比較的低コストで入手可能で,かつ,運用時の効果も大きいため化学兵器共に「貧者の核兵器」とも言われる場合がある。低コストでありながら効果が深刻であることもあって,国際条約でその使用は禁じられている。
 核兵器・化学兵器と共にNBC(ABC)兵器と呼ばれることもある。特に,その保有に際して比較的低コストで入手可能で,かつ,運用時の効果も大きいため,化学兵器共に「貧者の核兵器」とも言われる場合がある。低コストでありながら効果が深刻であることもあって,国際条約でその使用は禁じられている。(1925年のジュネーブ議定書で禁止されている。)

 一般的に生物兵器とは,細菌やウイルスといった人体あるいは動物に影響を与える微生物や,それらが作り出す毒素等をもちいて敵の戦闘力を削ぐために用いられる兵器の総称で,目標に対してミサイルや砲弾によって直接撃ち込んだり,航空機で散布するといった装備を使って直接送り込むだけでなく,これに感染した人や動物を送り込むことで感染そのものの拡大を広げる方法が取られる場合もある。なお,動物や人間そのものを改造し,攻撃力を持たせたものは生物兵器では無く,動物兵器というべきものとなる。

 生物兵器は,その入手が簡単でコスト面にも優れるため,対費用効果が優れており,それだけに国家間の戦争以前にテロリストといった小規模な組織でも運用が可能という問題がある。その反面,使用する上での問題点も多く,例えば直接的に効果がでるまで時間のかかる場合が多い,場合によっては自身にもその影響が降りかかるといった問題点も多い。
 生物兵器は,その入手が簡単でコスト面にも優れるため,対費用効果が優れている。それだけに国家間の戦争以前にテロリストといった小規模な組織でも運用が可能という問題がある。その反面,例えば直接的に効果がでるまで時間のかかる場合が多い,場合によっては自身にもその影響が降りかかるといった使用する上での問題点も多い。
 このため,的確に自らの身を守りながら敵にダメージを与える生物兵器(すなわち,その生物兵器に対する治療法が確立しており,かつ敵国が直ぐに対応が行われない細菌等)を開発するのは困難であり,また,これらを目的通りに運用するためには,それ相応のコストが掛かるというアンビバレンツを抱えている部分もある。

 現代戦で生物兵器を用いる場合,そのほとんどは敵の戦力を直接割くことよりも時間稼ぎに用いられる。これは,強力な細菌類であった場合,直ちに隔離されるなどの措置が行われやすく,大規模な死者の発生は見込めない。しかし,こうした感染者に対応するために様々な時間がとられることとなり,軍全体としての機能は低下する。
 こうした用途のためには,ある程度治療法が確立しており,なおかつ重篤になりすぎない病原菌などが用いられることが多い。生物兵器に利用される可能性の高い菌としては,例えば,天然痘ウィルス,炭疽菌(肺炭疽),ペスト菌(肺ペスト),ボツリヌス菌などがある。
 逆に全く治療法が確立していないような新種の病原菌などは,使用者自らに降りかかった際のダメージが深刻なものとなるため用いられることはない。
 現代戦で生物兵器を用いる場合,そのほとんどは敵の戦力を直接割くことよりも時間稼ぎに用いられる。これは,強力な細菌類であった場合,直ちに隔離されるなどの措置が行われやすく,大規模な死者の発生は見込めないためである。
 しかし,こうした感染者への対応は,結果として前線の戦力低下と対応のために様々な時間がとられることとなり,軍全体としての機能は低下することとなる。この引き出された時間によっては,前線が壊滅的打撃を被ることもあり,極めて降下は大きいということができる。
 こうした用途のためには,ある程度治療法が確立しており,なおかつ重篤になりすぎない病原菌などが用いられることが多い。例えば,天然痘ウィルス,炭疽菌(肺炭疽),ペスト菌(肺ペスト),ボツリヌス菌などが生物兵器に利用される可能性の高い菌としてあげられるものである。
 逆に全く治療法が確立していないような新種の病原菌などは,使用者自らに降りかかった際のダメージが深刻なものとなるため用いられることはほとんどない。
!生物兵器の種別
 単に「生物兵器」といっても,実際には対象とするターゲットによって,いくつかの分類が行われる。

!炭疽菌
:対人用生物兵器:
 生物兵器をそのターゲットの種類によって分類したときのタイプの一つ。とはいうものの,生物兵器のターゲットは基本的に対人であり,人間を狙うことで効果を発揮させることが主たる目的である。このため,「対人用」と限定した用語で説明する場合,他の用途の生物兵器と比較説明を行う場合がほとんどである。

:対植物用生物兵器:
 生物兵器をターゲットの種類によって分けた分類の一つ。
 運用時にはまとめて利用されることを想定しているため,対植物・対家畜生物兵器とまとめることもある。
 植物に対して効果を発揮する生物兵器で,植物を汚染させることで,結果として相手国の食糧事情に影響を与えるもの。
 しかしながら,その効果が出るまで非常に時間がかかるため,現代戦のような短期決着型の戦闘にはほとんど向かない。

:対家畜用生物兵器:
 生物兵器をターゲットの種類によって分けた分類の一つ。
 運用時にはまとめて利用されることを想定しているため,対植物・対家畜生物兵器とまとめることもある。
 家畜として飼育されている動物をターゲットとしたもので,結果として相手国の食糧事情に影響を与えるもの。
 しかしながら,その効果が出るまで非常に時間がかかるため,現代戦のような短期決着型の戦闘にはほとんど向かない。
!生物兵器の用途による分類
:無力型生物兵器:
 対人用生物兵器の用途分類のひとつ。
 相手を殺傷するのではなく,相手が戦う事のできなくなるような状況を生み出すタイプの生物兵器で,主に致死性の低い(しかし,治癒まで長引きそうな)病原菌などが用いられる。人道的に非難を浴びにくい(人が死ぬわけではなく,病気になってしまうため)ことも大きな理由であるが,逆に言えばある意味最も悪質な兵器でもある。

 単純に相手を殺傷してしまうと,それによる戦意の高揚{{fn ガルマの葬儀シーンを想像してほしい。}}等によって,相手を勢いづかせる事にもなりかねない。また,死者を一括して「物」として扱うなど,人的損失は実は影響しにくい。
 しかし,相手の戦力をダウンさせる事において,「殺す」のではなく,「戦闘不能」とする場合,それら戦闘不能となった兵士を見捨てたりする訳にはいかず,看護兵や輸送兵が,それらに大きく戦力を裂かれてしまうのである。

:殺傷型生物兵器:
 相手を直接殺傷するタイプの生物兵器。
 こうした急速に人間を殺傷してしまうものは,取り扱いが難しく,一歩間違えば自軍にも大きな影響を与えてしまうため,実際には,ほとんど使用されることの無いものである。
!生物兵器として用いられる主な細菌・ウイルス
:炭疽菌:
 ウイルス病原菌の一つで,「炭疽」と呼ばれる致死率の高い病気を引き起こすもの。
 生物兵器として利用される物の一つで,郵便によって送りつけるといった方策がとられることが多く,戦場で大規模に利用されるというよりはテロに用いられる場合が多い。
 なお,実は出回っている「生物兵器用の」炭疽菌は,そのほとんどが旧ソ連系のものであり,炭疽菌自体の遺伝情報をチェックする事で判別が可能である。

:痘瘡ウイルス:
 感染によって,高熱と全身に小水疱(すいほう)が出るもので,比較的致死率が高い。天然痘,疱瘡(ほうそう)などとも呼ばれ,種痘によって1980年に一度は地球上からの根絶宣言が出されたものの,その後,一部地域で再発したとされている。感染症の予防において極めて重要な役割を担った。

:ペスト菌:
 ペストの原因となる細菌。
 ペストは,元々はネズミの病気であったものが,ノミを媒体に人間に感染したもので,致死率が高い急性感染症である。
 敗血症を起こすと皮膚が紫黒色を呈するため黒死病ともよばれ,中世期ヨーロッパで多量の死者を出したことで有名。

:ボツリヌス菌:
 細菌のひとつで,活動することで強い毒素を排出する。この毒に汚染されると高い確率で死に至る。
!!関連項目
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!!編集者
*あさぎり
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