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水陸両用モビルスーツの変更点

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!!!水陸両用モビルスーツ
*[用語]
//*読み:
*分類:その他
*区分:宇宙世紀
*出典:機動戦士ガンダム ほか
!!説明
 その名の通り,水中ならびに陸上双方で運用可能なモビルスーツのこと。
 水中限定で運用される場合は,水中専用機となる。(モビルスーツではないが,MA-07《グラブロ》は,水中専用機である。)
 歴史上初めて登場した水陸両用モビルスーツは,ジオン公国軍のMSM-01(MS-06M)《ザク・マリンタイプ》で,これを始祖としたMSMシリーズは,一年戦争において極めて重要な役割を果たしている。
 一方で,一年戦争後は,地球上における大規模な戦闘はほとんど無くなってしまっており,水陸両用モビルスーツの必要性も薄れてしまっており,この結果として,地球連邦軍が開発したRAG-79《アクア・ジム》は,開発後20年近く現役として運用されるほど長命な機体となった。
 その後は,水陸両用機として登場した機体は数えるほどしかなく,いずれも歴史上マイナーな機体として認識されるのみであった。
!ジオン公国軍の水陸両用モビルスーツ
 一年戦争当時,ジオン公国軍が水陸両用モビルスーツの開発に踏み切ったのにはいくつかの理由がある。
 最大の理由として挙げられるのは,地球連邦軍の拠点であるジャブローが南米のアマゾン川流域に存在していたことである。コロニー落としによる短期決戦が不可能となった公国軍にとってジャブローの攻略は必須であり,そのためには多数のモビルスーツを送り込む必要がある。後に失敗したことからも分かるように,高空からの降下部隊による侵攻では,着地するまでの間にかなりの機体が対空砲火で撃墜されてしまうのである。(なお,第2次ジャブロー攻略戦においてあれだけの部隊を投入に踏み切れたのは,ジャブローの入口が確認され,水陸両用モビルスーツによる工作が進行していたからである。従来通りの陸戦機のみの投入であれば,実際の損害以上の状況に陥っていたことは間違いないだろう。)

 また,もう一つの問題としてジオン公国がサイド国家であるという問題がある。
 南極条約締結によって,地球侵攻作戦を実施せざるをえなくなった公国軍は,地球上における各種戦力に乏しく,橋頭堡の確保すら当初は困難であった。
 このため,航空戦力,陸上戦力とも連邦軍の持つ圧倒的物量に対して(例え有利であるモビルスーツを用いたとしても)対応は困難であることはいうまでもない。
 このため,公国軍は海洋艦隊に活路を見いだしたのである。キャリフォルニア・ベースの制圧によって潜水艦隊の編成が可能となった公国軍は,この潜水艦隊で運用する水陸両用モビルスーツの配備を急いだのである。

 実際には,ジャブロー侵攻のためというよりも,これらの潜水艦隊や海洋艦隊への配備機による戦線維持に非常に水陸両用モビルスーツは大きな役割を果たしたいうことができる。地球上の海上交通網は事実上公国軍が制圧したものと等しい状況をつくり出したのは,この水陸両用モビルスーツの存在があったからなのである。
!!関連項目

!!編集者
*あさぎり
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!!ノート
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