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重力ブロック
説明
宇宙艦船におけて疑似重力が発生させてあるエリアのこと。
大抵は居住ブロックになる。
一般的に人間は重力下でなければ身体的(無論それが影響する精神面も含むが)に安定しない生物である。これは,人間が地球という惑星で生まれた生物種であるために,どうしても避けようがない心身的な問題である。
具体的に言えば,人間の脳は一定量の血流があることが前提であるため,最初に心臓によって送られた血液が,重力によって再び脳から体へと落ちていくことが理想である。しかし,無重量空間では,重力が存在しないため,心臓の作用によってのみ血流が起こるため,むくみなどの症状が出る場合がある。
こうした事態を緩和するため,長期間航行する宇宙船には重力ブロックと呼ばれる擬似重力エリア(遠心力による重力であるため,厳密には「擬似」ではないのだが)が存在する。
もちろん回転半径が小さいため,発生する重力は極めて小さい(0.1Gなど)が,それでも心身作用に与える影響は大きいため,中型艦以上の艦艇には,ほぼ間違いなく重力ブロックが存在する。
備考
機動戦士ガンダムの設定においては,ホワイトベースに重力ブロックの存在が言及されているが,それを視覚的に描写したのは,実はΖにおけるアーガマが初である。
関連項目
編集者
最終更新時間:2012年01月28日 10時28分01秒
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脚注