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実験機の変更点

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!!!実験機
*[用語]
//*読み:
*分類:その他
*区分:宇宙世紀
*出典:MSV
!!説明
 新たなコンセプトの兵器を建造する場合,設計時には全く予期しないトラブルに見舞われたりすることは多々ある。実験機とは,それらのコンセプトを検証するために建造される物で,データ収集が主となる。
 なお,時には実験機と試作機が兼用される場合もある。

 ジオン公国軍におけるMS-07C-5は,実験機の最たる例で,MS-07ベースではあるが,MS-09用のデータ収集を行うための機体であった。
 一方,連邦軍におけるRX-78は,それ自体が実験機と試作機を兼ねていると考えられる。モックアップ的な機体は存在が伝えられるが,対MS戦用の機体としては78型は初の機体であり,それぞれの検証を行う必要があったためである。
!!備考
 一般的に,実験機として建造される場合,その実験の目的に特化した機体として建造され,正規の運用については考慮されない場合がほとんどである。
 例えば,航空機の実験機は,特定の新技術の実証試験用であり,それが採用されたからといって全く同型の量産機が登場するわけではない。
 一方,試作機とは実際に量産を行うための前段階であり,量産のための機体を同じコンセプトで建造してみるものである。この状況で,様々なトライ&エラーを繰り返し,正式な「商品」として成立させるのである。このため,建造された機体は,細部は異なるものの大枠は量産される機体と同じものとなる。

 この点で言えば,RX-78は,試作機というよりは実験機をそのまま戦闘に投入したとも言え,極めて無謀な事態であったともいうことができる。(これを,RX-78の完成度が高かったことを理由に回避しているということになる。)
 しかし,量産を前提に様々な試作が繰り返されていたRX-78はまだしも,後に登場するグリプス戦役時の機体は,未だ実験機,機構試作機段階としか思えないような機体すら実戦投入されており,極めて異常な事態であった。
 例えば,RX-178やMSZ-006は,事実上のワンオフであり,これを維持するためには極めて高額なコストを支払い続けなければならない。また,投入されている技術も「前例のない」技術であり,実用に耐えうるかについてなんの保証もなされていないのである。
!!関連項目
//本文内の説明でリンク可能なものは,出来るだけ本文内でリンクする。

!!編集者
*あさぎり
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!!ノート
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