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雑談:GN粒子について考える

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雑談:GN粒子について考える


あさぎり - (2007年11月09日 19時00分00秒)
ところでGNってなんでしょう?(笑)
なんか,これが何の略語かの説明はないですよね。

GNドライヴ,GN粒子,GNソード,GNシールド……,なんか,用語から武器から全部に「GN」って付いてますが(笑)

スタッフ側にはおそらくこの設定はあると思うんですが,未だ表に出て来ていないことがちょっと気になっていたりします(^^;

まず最初に,GN粒子について簡単にまとめてみると……

  • GNドライヴを稼働することで生成される粒子(変異ニュートリノ)
  • GN粒子によりレーダーや通信が阻害される
  • GN粒子はそれ自体が推進エネルギーとして活用できる
  • GN粒子はそれ自体がビームエネルギーとして活用できる
  • GN粒子は散布,ストックといった物理的な扱いが可能

まぁ,とりあえずぶっちゃけた話,個人的にGNドライヴっていうのは,小型の核融合炉ではないかと考えています。太陽炉=融合炉という訳ですね。この様に考えると,融合炉を生産できる能力が限られている,という事にもなりますし,失われたからといって簡単に再生産できない,という状況も理解可能な範疇になります。
(また,トレミーがガンダムGNドライヴを接続していない場合,活動に制限がでるということもある意味説明が出来ます。)

ユニオンやAEUの第三世代機が「太陽光エネルギー」が動力源であること,また,ティエレンの宇宙型がプロペラントに「水」を積んでいること,などからMS第二世代機は燃料電池(備考1参照),MS第三世代機は太陽エネルギーが動力源(稼働する為のシステムについては明らかではないですが)だと考えられます。(世代分けに関しては,「雑談:ガンダムOOのMSについて」を参照して下さい。)
これらのエネルギー源に比べれば,核融合炉が取り出せるエネルギーレベルは単純に瞬間的な発電量としてみても確かに大きく,「GNドライヴを搭載したことにより既存のMSを凌駕する機動性等を獲得した」というガンダムの特徴を説明することが出来るわけです。(備考2参照)

で,GN粒子というのは,太陽炉を稼働させたことで生成される微粒子であり,劇中のビリー・カタギリの言葉を借りると発光現象は「フォトンの崩壊現象」…つまり,素粒子的なものであるということなのでしょう。
さらに,HJ2007/12のアヴァランチエクシアの解説を見ると,GN粒子は比較的長時間保持しておくことが可能なようです。(HJでは,1時間前程からGN粒子のストックを行うという記述とそれすらもわずか10分ほどの放出で失われるといった記述があります。)
通常素粒子は極めて短時間しか保持できない訳ですが,これが長時間保持できるわけですから,何らかの超技術があるのか,それとも「粒子そのもの」がそういった特徴をもっているかのどちらかです。劇中の描写やHJなどの記述を見た感じ,どうも後者のような気もします。

さて,ここまでくるとやっぱりGN粒子って「ミノフスキー粒子」じゃん!……と,感じてしまうわけですが,こうしてみると多少情報は多いものの,ファーストガンダムの放映時に感じていたミノフスキー粒子の「万能性」に近い部分があることが分かります。
ところが,ミノフスキー粒子の情報を持っていると,これを当てはめることがある程度できるわけですね。
つまり,ビームに関してはミノフスキー粒子のメガ粒子変異で説明できます。レーダーや通信が阻害されるのはミノフスキー粒子のごく普通の特性です。散布や維持という考え方に関しても,ミノフスキー粒子そのものですよね。
そして,推進エネルギーとして利用できるという部分は,ミノフスキークラフトやミノフスキードライブといったものと同じと考えられるわけです。

つまり,GN粒子って「作品の為の嘘」と考えるとそこまでトンデモという訳ではないと思うんですよ。
みなさんはどう思いますか?

備考1

「水」は,推進剤として使われるか,燃料として使われるかについては明らかではないのですが,おそらく「両方に使われている」という想定で考えてみました。
究極の燃料電池は,水素・酸素の結合でしょうが,そこまでいけるのか……
現在の燃料電池の延長線上と考えると,ベースはアルコールですから,結合後に生成される「水」を分解することで再び使用可能になる,という考え方も出来ないわけではないのですね。
ただ,これはあくまで想定であり,第二世代機の動力源ははっきりしていません。化石燃料が枯渇した状況で,核エネルギーではない動力源と考えると,燃料電池しか有効なものがないだろう,という消去法的な考え方でしかないのですね。
第二世代機が仮に核分裂炉だった場合,劇中の運用を考えると少々恐ろしいものがあります。つまり,破壊された場合,放射能をまき散らすわけで……
この点からも,燃料電池ではないか,と私は推察したわけです。

備考2

SEEDにおいて,バッテリー駆動のMSと核動力のMSのパワー差が取りざたされましたが,実際にその程度の差は生じます。
太陽光エネルギーの発電効率などが明らかではないので,どういったレベルでの出力差が生じるか断定は出来ないのですが,第三世代機には,パワー伝達というステップが間に入っていることもあり,おそらく効率は落ちているでしょう。(また,エネルギー送信施設から離れてしまうと,動力源はバッテリーになるのではないでしょうか。)
また,燃料電池は,比較的長時間の発電継続は可能ですが,燃料が無くなれば終わりです。しかも,実のところ「パワー」という面では意外と心もとないのですね。(だから燃料電池による自動車が手こずったのですが,とりあえず解決の目処はたってます。しかし,MSという兵器を運用するに十分なパワーがあるのか,それはちょっと言及しかねるわけで……。)

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脚注