!!!第3章 勢力考察  本章では,これまで宇宙世紀において登場した勢力について簡単にまとめている。  これまで製作された作品では大小様々な組織が登場し,様々な人間模様を描いてきた。それら勢力についての総括を行ったのが本章である。  記述内容に関しては,時代設定を統括した形でまとめているため,若干の読み取りにくさが存在するが,それぞれの節ごとにご覧になって頂きたい。(なお,一部の項目は前章までの内容と重複しているが,ご容赦願いたい。)  また,宇宙世紀を語るとなると,必然的に「地球連邦政府」と「ジオン公国/共和国」を最初に触れざるを得ないため,これらの記述は既に第1章でまとめている。そのため,本章で中心的に扱うのは,それ以降,すなわちグリプス戦役期以降が中心になっている。同様に,どうしても資料面での制約を受けているため,本章は非常におおざっぱな集約となっている点をご了承いただきたい。 !!3-(7) アクシズ / (第1次)ネオ・ジオン  アクシズ(ネオ・ジオン)は,一年戦争以前からアステロイドベルトにジオン公国が建造していた資源衛星基地アクシズが地球圏に帰還したものである。勢力としては,元々アクシズに駐屯していた作業員らと一年戦争敗退に伴い,アクシズへと逃げ落ちたジオン軍兵士らによって構成されている。  地球圏への帰還と地球連邦軍への徹底抗戦を求める好戦派とザビ家の暴走が原因であったとする穏健派の間で久しく対立が続いていたが,ハマーン・カーンがミネバ・ラオ・ザビの摂政として立ったときから,アクシズの地球圏への帰還は既定路線となった。  宇宙世紀87年に地球圏へと到達したアクシズは,エゥーゴとティターンズの対立構造であるグリプス戦役をうまく立ち回り,結果的に漁夫の利を得る事に成功し,悲願であったサイド3の独立(実際には割譲)を成し遂げている。  しかし,ザビ家の一族を標榜するグレミー・トトの叛乱によって,ネオ・ジオンもまた崩壊してしまった。また,その直後にハマーン・カーンも命を落としており,ネオ・ジオンという勢力は最後まで「ザビ家の影」に振り回された組織であると言えるだろう。 !!註釈  本文中の注釈である。  記述スタンスは,基本的に「執筆者の視点」ではなく,「(我々)編集者/閲覧者の視点」で行われている。 !!ナビゲーション *[[目次|GUNDAM WORLD ENCYCLOPEDIA Laboratory Report]] * << [[前項目|考察:Laboratory Report/第3章 勢力考察(6)]] ■■■■ [[後項目|考察:Laboratory Report/第3章 勢力考察(8)]] >> !!編集者 *あさぎり ---- {{lastmodified}}