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考察:Laboratory Report/第3章 勢力考察(3)

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第3章 勢力考察

 本章では,これまで宇宙世紀において登場した勢力について簡単にまとめている。
 これまで製作された作品では大小様々な組織が登場し,様々な人間模様を描いてきた。それら勢力についての総括を行ったのが本章である。

 記述内容に関しては,時代設定を統括した形でまとめているため,若干の読み取りにくさが存在するが,それぞれの節ごとにご覧になって頂きたい。(なお,一部の項目は前章までの内容と重複しているが,ご容赦願いたい。)
 また,宇宙世紀を語るとなると,必然的に「地球連邦政府」と「ジオン公国/共和国」を最初に触れざるを得ないため,これらの記述は既に第1章でまとめている。そのため,本章で中心的に扱うのは,それ以降,すなわちグリプス戦役期以降が中心になっている。同様に,どうしても資料面での制約を受けているため,本章は非常におおざっぱな集約となっている点をご了承いただきたい。

 3-(3) サイド6


 サイド6は,宇宙世紀における初の自治権を認められたコロニー(群)となった。
 これは,サイド6の運営を行っていたラング政権が一年戦争開戦後の一週間戦争によって他のサイドが壊滅的打撃を受ける中,早々と中立宣言を行ったことから,中立サイドとして双方に認められ事実上の自治を獲得したのである。
 一年戦争初期は,どちらかといえばジオン寄りの姿勢を見せていたが,ジオンが劣勢となると掌を返したように連邦側へとすり寄っていった。

 その後のサイド6の動静については,実のところ資料がほとんど存在しない。そのため,どのような形でサイド6の運営が続いたかは明らかではない。

 註釈

 本文中の注釈である。
 記述スタンスは,基本的に「執筆者の視点」ではなく,「(我々)編集者/閲覧者の視点」で行われている。

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 編集者


最終更新時間:2011年08月15日 17時38分35秒

脚注