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考察:Laboratory Report/第2章 宇宙世紀の技術(4-14)の変更点

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!!!第2章 宇宙世紀の技術
 宇宙世紀の概要については,前章で簡単に説明を行った。本章では,これら時代時代に応じた技術的な面を概要と詳細の形でまとめていきたい。また,各陣営ごと,開発メーカーごとのMS開発に関する技術系譜等も本章で扱う。
 特に,宇宙世紀初期と記録の残る終盤である,200年代ではその世界環境が大きく異なるため,これらも含めて技術論という形でまとめておく。

 なお,各モビルスーツの詳細データ等,個別考察については第4章以降にまとめているので,そちらを参照してほしい。

!!2-4 モビルスーツの開発メーカー

 本項では,ジオン公国軍及び地球連邦軍におけるMSの開発メーカーについてその概要と詳細をまとめている。また,関連してMSの爆発的な進化が続いたグリプス戦役期頃までのMSの開発に関わった企業や組織等についてもまとめている。(企業ではなく,軍主導で開発が進められた機体群も存在するため,こういった表現になっている。)
 この時代,MSという機動兵器の基礎フォーマットが確立した時期ともいえ,以降のMS開発はこの成熟が続いていった時代と区別することが可能であり,それだけに様々なメーカーがその技術を競った時代だとも言えるのである。また,メーカーの違いはMSのコンセプトの違いとも言える時期であり,こうした時代を経て,MSという兵器は完成度が高められていったのであろう。そのため,この時代のMSは,初期にMSという兵器が登場した時期から,様々な用途別,機種別分類が確立するまで,非常に短期間で成熟しており,(一般的には兵器の成熟には非常に長時間がかかるものであるのだが)わずか20年ほどで第1〜第5世代まで急速に発展している。(ただし,基礎的フォーマットの確立は第2世代でなされており,以後の機種は多くがこの第2世代MSをベースとしているのは注目すべき点である。)

 第1節から第7節までは,これら一年戦争前後から第2次ネオ・ジオン戦争というMSが急速に発展した時代のMS開発メーカー,組織を重点的に解説している。また,宇宙世紀100年以降に登場したMS開発メーカーに関する概要や詳細については,代表的なものを第8節以降にまとめている。


!!2-4-(14) セツルメント国家評議会

 地球連邦政府の瓦解に伴って成立したセツルメント国家評議会は,事実上連邦政府と一体となっていた地球連邦軍の一部が,連邦政府寄りの立場を取っていたサイド2,3,5,7を引き込んで成立した組織である。

 元々は,連邦軍の一部が中心であったため,その装備も連邦軍系のものが中心であった。
 だが,この当時主流であったRGM-196フリーダムは,既に旧式であり,一部が民間へと払い下げが始まっているような状況であったため,新型機の開発を進めらていたのである。この新型機こそが,CCM-03ブグであるが,CCM-03が量産配備された宇宙世紀221年には既にその開発者であるジョン・セイバーらはセツルメント国家評議会を去っていた。
 セイバーらが去った後のMS開発は,無人機とそれをコントロールする有人機という組み合わせで行われており,CAMS-13レイを始め,数種が誕生している。しかし,これらの機体は兵器というにはいびつな存在であり,時に味方機すら撃破してしまう事故もあったようだ。
 この点から考えるに,セツルメント国家評議会軍の開発機は,旧来の連邦軍が持っていたいびつな部分を引き継いでいると思われるのである。


!!註釈
 本文中の注釈である。
 記述スタンスは,基本的に「執筆者の視点」ではなく,「(我々)編集者/閲覧者の視点」で行われている。


!!ナビゲーション
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!!編集者
*あさぎり
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