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考察:Laboratory Report/コラム(2)

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■Column トップメーカーとセカンドメーカー

 注釈でも触れたが,ツィマッドとジオニックの関係というのは,一般的なトップシェアメーカーとセカンドシェアメーカーの関係そのものである。
 ジオニックは,MS-05でトップシェアメーカーとなったのだが,MS-06でその地盤を盤石とした後,MS-11の開発遅れが響き,一時的にMS-09Rにシェアを奪われている。そして,MS-14で再び奪回しているのである。(ただし,これは事実上軍部の横やりではある。)

 例えば,コンピュータのCPUメーカーであるIntelとAMDの関係などがまさにそれで,AMDは元々オリジナルの半導体の製造で立ち上がったが,実質的に8086のライセンス生産で徐々に力を蓄え,その実力がK5,K6と伸び,K7(Athlon)で大きく花開いた。そして,Athlon64では,ついにOSであるWindowsにアスロンの独自機能までサポートさせるまでになっているのである。しかし,その後このAthlonの独自機能を発展的に採用したIntelのCore 2 Duoによって再びシェアを大きく引き離されている。これは,まさにツィマッドのMS開発の流れに近いものがあるだろう。

 同様に,トヨタとホンダ,マツダの関係なども近いだろう。(これはトップシェアを追い落とせない例ではあるが,ホンダのFitが一時的にトヨタのカローラを追い落とした例が相当するであろう。)また,ビールのキリンとアサヒの関係,ゲーム機の任天堂とSONYの関係なども近いだろう。

 註釈

 本文中の注釈である。
 記述スタンスは,基本的に「執筆者の視点」ではなく,「(我々)編集者/閲覧者の視点」で行われている。

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最終更新時間:2011年08月15日 17時14分13秒

脚注