考察：Laboratory Report/コラム(1)の変更点

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!!!コラム(1)

!!■Column 連邦政府の首都

　地球連邦政府の所在地（言わば，連邦の首都であるが）は，時代と共に移り変わっている。一年戦争当時は，その所在について明確ではなく，資料ごとに差異はあるのだが，アフリカ大陸のダカールであるという説と，連邦軍の総本部であったジャブローにあったという説がある。
　しかし，このジャブロー説は「首都」という視点で見れば疑問符が付くことは理解できるだろう。逆に言えば，ジャブローにあったとしても，戦時の臨時的処置であった可能性は高いのである。(筆者の推測の域を出ていないが，首都は当時からダカールであった可能性は高い。)

　ダカールは，グリプス戦役期，第1次ネオ・ジオン抗争時に，それぞれの勢力が占拠を目的として戦火が交えられたことと，ダカールそのものが砂漠化によって砂漠に呑み込まれつつあったこともあり，UC0090年代にはチベットのラサに移転することとなった。だが，このラサもUC0093の第2次ネオ・ジオン抗争において，ネオ・ジオンの隕石落としによって壊滅している。
　その後の移転については，明確な資料が少ないのだが，UC0105にはアデレード，UC0150年代には月面のフォン・ブラウンシティに移転していることが確認されている。（この月への移転は，神の雷計画が発端ではないかと考えられる。）
　なお，地球連邦が瓦解したUC0218年当時の首都については，資料では明らかになっていない点を補足しておきたい。

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!!編集者
*あさぎり
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