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五大氏族

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五大氏族

 説明

 オーブ連合首長国における国家首長を選出する家系のこと。
 オーブは,その国名が示すとおり「連合首長国」,すなわち,複数の首長(王族)による連合国家である。このため,一般の国民は国家の長である首長になることができない。また,同時にそれを選ぶための選挙権も存在しない。
 これは,オーブという国の成り立ちが影響しており,現在でもそうした王制の名残が,「五大氏族」という形で残っているのである。

 五大氏族は,常に固定されているわけでは無く,その時々の情勢によって変化する場合がある。具体的に言えば,家系の断絶や,首長に相応しい人材が無いなどの事情であり,特にオーブ本土を含め,様々な戦乱に巻き込まれたC.E.70年代には大きく変化しているのが特徴である。
 また,その人材についても,各氏族直系である必要はなく,養子縁組を行い,各氏族の元で首長に相応しい教育を受けた上で,家名を継いだ首長も存在[1]する。

 C.E.71年のコーディネイター(プラント)とナチュラル(地球連合)の間での戦争の際には,当初アスハ家,サハク家,マシマ家,キオウ家,トキノ家[2]が五大氏族であったが,当時の首長は,連合の侵攻の際にマスドライバー施設と共に自決している。
 その後,サハク家を継いだロンド・ミナ・サハクの「天空の宣言」により,サハク家は事実上,オーブ氏族を離脱,新たにセイラン家が五大氏族に格上げとなっている。
 C.E.74年時の五大氏族は,アスハ家,セイラン家,トキノ家,マシマ家,キオウ家の五家で,セイラン家は自らの力を強化することを目的として,カガリとの政略結婚を謀ったが,アークエンジェルの介入により,これは失敗している。(ただし,一説には神の前でユウナが誓いを立てたことから,有効とするものもある。)
 なお,各資料の混乱により明確では無いが,C.E.74年の大戦が停戦した後,五大氏族はセイラン家,マシマ家,キオウ家,トキノ家,モリト家とした資料も存在[3]し,この場合は,アスハ家を代表氏族と定義しているようだ。

 これら五大氏族を支えるのが,下級氏族と呼ばれる家系で,ナダガ家,リンゼイ家,イーリア家,サカト家,ホクハ家,グロード家などがある。セイラン家もかつてはこうした下級氏族の一員であったが,彼らが五大氏族に格上げされた確たる理由は現在のところ明らかとなっていない。

 なお,この五大氏族による国家運営(特にアスハ家の力が大きく,ほぼ世襲で代表が継続していること)に対して,サハク家の前首長コトー・サハクなどは,反対の意見を持っていたが,総じて「力量のある人材が国家を運営すべき」という点では共通していた。
 こうした氏族による国家運営は思想的には危険な部分もあり,ギリギリの線上で運営されているのがオーブという国であったともいえるだろう。

 なお,後にオーブを訪れたマーシャンの使節団は,オーブ国民はカガリ達首長に頼り切っている,という判断をしており,実際,こうした点はオーブ本土が戦場になった際に,責任問題を首長に向けるという方向性で噴出している。国家の理念を貫いた首長に対し,国民が責任を突きつけたもので,この点はオーブ国民の政治に対する無関心がでているとも言えるだろう。

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最終更新時間:2012年03月03日 00時35分07秒

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脚注

  • [1]カガリ,ロンド姉弟などが該当する。
  • [2]実は,C.E.71年時の五大氏族は明確化されておらず,トキノ家については推察である。また,資料によって五大氏族の記述にばらつきがあり,この点を明確化した資料は現時点では存在しない。
  • [3]ガンダムエース06/06