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強化人間
- [用語]
- 分類:その他
- 区分:宇宙世機動戦士Ζガンダム
説明
普通の人間を人工的にニュータイプへと近づけたものの呼称。
これらの研究は,地球連邦軍の設置したニュータイプ研究所であるムラサメ研究所やオーガスタ研究所などで行われていた。また,一部資料によるとアナハイム・エレクトロニクスなど民間企業でも行われていたとされている[1]。
なお,近年の資料では,既にジオン公国軍でこれらの研究が行われており,強化人間の基本的なデータは,既にこの当時存在していたとも言われる。
強化人間の強化項目としては,反応速度のアップなど戦闘能力の向上のみに重きを置かれているため,洞察力,認識力の向上といった「本来の」ニュータイプとは全く異なっている。(しかしながら,結果としてニュータイプと通じ合うことも多い。)
その手法として,薬物投与と精神暗示が用いられ,場合によっては強制的に記憶操作なども行う。まず連邦のニタ研が開発に成功,その後その情報を入手したアクシズでも開発された。
ニュータイプ同様サイコミュ兵器を運用できるが,強化人間用のサイコミュはいわゆる「感応」によって作用すると言うよりは,膨大な情報量を強化された反応速度によって処理しているといった方がいいだろう。
なお,強化の過程で,当初は強化を暗示で増幅する方法や記憶を消去しそれを回復しようとする人間の回復力を利用するなどの方法がとられた。また,これらを行うために過度の薬剤投与を行われた結果,頭痛や精神異常などの副作用を生じていた。
後に,改良が加えられ,精神異常などはだいぶ軽減されたようだが,時に不安定になるのは防ぎきれなかったようだ。
その後も研究が続けられ,肺や肉体の強化など,「NT」を目的とした強化から,サイボーグ的な強化へと変化していった。
備考
機動戦士ガンダム本編におけるフラナガン研究所は,どちらかと言えばニュータイプである被験者に対する調査を目的とした研究施設といった印象であったが,その後様々な作品が製作されるにつれ,公国軍のニュータイプ研究=強化人間といった印象が強まっていくこととなった。転機となったのは,ガンダムΖΖであると考えられるが,この時点でも強化人間の技術は,連邦からの流出であるという記述も見られ,実は統一されていない。
関連項目
編集者
最終更新時間:2016年03月02日 19時34分59秒
ノート
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脚注