機動戦士ガンダム外伝～コロニーの落ちた地で…

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機動戦士ガンダム外伝～コロニーの落ちた地で…

[ゲーム]

データ

作品データ
発売	1999/08/26 1999/11/--(プレミアムディスク/非売品配布)
定価	6800円
機動戦士ガンダム外伝コロニーの落ちた地で…特別版
発売	2001/06/28
定価	2940円（税込）
ジャンル	アクション
プラットホーム	ドリームキャスト
発売元	バンダイ
開発元	ベック（チームホワイトディンゴ）

※初版にはガンダムウォーカードが封入
※特別版は，ダウンロードコンテンツなどが追加されている。

概要

　ドリームキャストをプラットホームとして発売されたアクションゲーム。「コロ落ち」と通称されることが多い。
　ジオン軍のブリティッシュ作戦によってコロニーが落着したオーストラリアを舞台にホワイトディンゴ隊の戦歴を追う形でストーリーが展開する。

　基本的なゲームシステムや作品構造は，前作ともいえるセガサターン版「機動戦士ガンダム外伝蒼の戦慄」シリーズに準拠するもので，同作のパワーアップ版ともいえる内容になっている。
　蒼の戦慄では，コントロールパッドまたはセガから発売された「電脳戦記バーチャロン」用のコントローラーを用いてプレイすることが可能であったが，基本的にドリームキャストの持つアナログコントローラーを用いたプレイのみとなっている。

　本作最大の特徴が，プレイヤーが操作するモビルスーツが基本的にジムを中心とした量産機でしか無く，プレイヤーはあくまでも連邦軍のモビルスーツ部隊のひとつでしかない，という立場を貫いている点である。（ただし，パーソナルカラーを施された機体であることで，プレイヤー機が特別である点を強調している。また，後半では強化された機体を入手することも可能となっている。）
　このため，単機で敵を撃破していくことは難しく，前作が「ブルー」という強力なモビルスーツをプレイヤーがコントロールするため，僚機の存在無しでもクリアが可能だったことから考えると，僚機のコントロール（プレイヤーからの指示）を行わなければ，クリアが非常に難しい本作は，難易度が高いとも言える。

　作品背景としては，発売直前まで展開されていた「第08MS小隊」で設定された陸戦モビルスーツ小隊の設定を上手くアレンジして取り込んでおり，部隊による作戦行動という雰囲気を出すことに成功している。
　また，MSのカラーリングを変更したり，キャラクターを劇画調のデザインにするなど，「戦争映画」を意識したかのような演出などが目立った異色作となった。（これはドリームキャスト本体のポリゴン描写の格段の進化も実現要素のひとつであった。）

　こうした経緯もあって，ハードウェアとしては一部マニア向けという印象がぬぐいきれないドリームキャストで発売されたゲームでありながら，多くのガンダムファンから認知されるという特殊な立ち位置となったのが本作なのである。

ストーリー

モビルスーツ・コロ落ち

61式戦車
ミデア
TINコッド
フライマンタ
バストライナー
ザクⅡ
ザクキャノン
ドム
ゴッグ
マゼラアタック
ドップ
ギャロップ

キャラクタ・コロ落ち

サブタイトル

No.	タイトル
ステージ1	レインボゥ・バレー
ステージ2	アリス・スプリングス
ステージ3	シンプソンズ・ギャップ
ステージ4	キャリートン採掘所
ステージ5	アデレード沿岸地域
ステージ6	ブロークン・ヒル
ステージ7	トリントン基地
ステージ8	ヒューエンデン要塞
ステージ9	ヒューエンデン基地
-	シミュレーター（※）

※

　追加ディスクで実現したモード。
　前作同様，ホワイトベースの部隊との模擬戦等が行われる。

スタッフ

スタッフリスト
キャラクタデザイン	小林源文

編集者

あさぎり