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衛星軌道

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衛星軌道

  • [用語]
  • 分類:その他
  • 区分:共通
  • 出典:共通

 説明

 人工衛星や小型宇宙ステーションなどを打ち上げる軌道の総称で,惑星(地球)のまわりをまわる物体の重力と遠心力とがつりあった運動の軌道のこと。

 厳密には,それぞれの高度と運動によっていくつかに区分されるが,最も単純な区分として高度による区分がある。

 これらは,単純に「低・中・高」で区分され,それぞれ「低軌道(Low Earth Orbit:LEO)」・「中軌道(Medium earth orbit:MEO)」・「高軌道(High Earth orbit:HEO)」と呼ばれている。
 それぞれの高度は,釣り合いをとるための速度(遠心力の強さ)が決まっており,これが地球を一周する周回時間を決定する。

低軌道

 高度2,000km以下の周回軌道の総称。おおざっぱな定義としていえば,「中軌道よりも高度が低いもの」とされるが,実は上限があるだけで,下限はその対象となる惑星によって状況が異なる。
 これは,惑星の持つ大気が影響するためで,俗に再突入などで言われる「大気圏(厳密には異なる)」に相当する場所では,大気がブレーキとなって周回する衛星そのものが落下してしまうためである。(もちろん,必要なエネルギーを常に与え続ければ飛び続けることは可能だが,合理的ではない。衛星の場合は基本的に初動で与えられたエネルギーで飛び続けることが前提となる。)地球の場合,おおむね120km上空あたりが下限となる。(逆に言えば,これ以下になると再突入しているのと同じ状態になるということである。)

 低軌道を飛行する衛星は,短周期で地球を一周するのが特徴で,例えば,地上から約400km上空を飛行する衛星は,およそ時速27,700kmで約90分で地球を一周している。

中軌道

 低軌道よりも上空となる軌道で,高度2,000km以上で地球同期軌道(静止衛星軌道)である35.786kmあたりまでを指す。
 もちろん,惑星ごとに同期軌道は異なるため,あくまでもこの軌道は地球における高度のことである。

高軌道

 中軌道を超える高度の衛星軌道のこと。

 関連項目


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最終更新時間:2016年07月02日 21時33分38秒

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脚注