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遺伝子改変禁止に関する協定

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遺伝子改変禁止に関する協定 / トリノ議定書

 説明

 C.E.55にイタリアのトリノで採択された議定書。そのため,トリノ議定書の通称を持つ。

 C.E.54に流行が始まったS2型インフルエンザは,C.E.歴以前に大流行し,多くの人命を奪ったS型インフルエンザの変異型であったが,そのS型ワクチンが効果がなかった上に,そのワクチンがなかなか完成しなかったことから,数多くの人命が失われることとなった。
 これに対して,一部の急進派が行ったジョージ・グレン暗殺などに対抗して「コーディネイターが行ったバイオテロ」という風説が広まり始め,これに便乗する形で,権威の失墜していた宗教界(特に絶対神をあがめる一神教)からは,「遺伝子改変を行ったためによる神の怒りである」との論説を行ったため,世論が遺伝子改変反対へと傾いていった。

 元来,C.E.16に採択された,「人類の遺伝子改変に関する議定書」によって,コーディネイターを誕生させることはできなくなっていたはずであったが,人類の欲望は深く,これを事実上有名無実化していた。
 このため,数多くのコーディネイターが誕生しており,この流れがプラントという一大勢力を生み出していたのである。

 S2型インフルエンザも,その大流行の翌年C.E.55年にプラント側の努力によって,ワクチンが開発された。しかし,全地球規模で無償配布されたにも関わらず,「遺伝子的に罹患率の低いコーディネイターがワクチンを作り出すこと自体おかしい」という論理の下,さらにナチュラルの憎悪を増幅してしまうことになっただけであった。
 本協定は,そうした状況下で結ばれたものであり,地球上でのコーディネイターの誕生を明確に禁止したものである。だが,それはあくまでも「地球上」でのことであり,多くの火種を残したままであった。

 この結果,コーディネイターの多くは,自らの身の安全と理不尽な排斥から逃れるためプラントへの移住を決断し,プラントの「コーディネイターによる国家」への変貌を加速することとなった。

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最終更新時間:2012年12月08日 00時18分17秒

 ノート

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脚注