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ヴェスバー

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V.S.B.R. / ヴェスバー

 説明

 [Variable Speed Beam Rifle]の略称。
 可変速ビーム・ライフルのこと。
 通常のEパック式ビーム・ライフルでは困難な強力で速度の遅いビームや破壊力は小さいが貫通力に富む高速ビームなどを自在に使い分けることができ,ジェネレータに直結している為高出力のビームが撃てる強力なビーム・ライフルである。

 F90Vタイプで試験運用され,その後F91で制式採用されたのが初の標準装備されたヴェスバーである。
 ヴェスバーでは,それまで以前のビーム・ライフルで用いられていたセレクトスイッチによる破壊力の変化を無段階に行えるようにしたのが特徴で,ジェネレータが稼働している限りその運用に支障はないという。

 開発の発端[1]となったのは,F90Sタイプのバックパックに装備された200mm口径キャノン砲である。このS装備は知っての通り,一年戦争時に開発されたRXモビルスーツ,RX-77やRX-75の持つ支援能力をF90に付与しようというものである。しかしながら,一年戦争後に開発された支援型MSの数が極めて少数であることからも分かるとおり,この装備は開発当初は単なる「前時代の遺物」とまで評価されていた。
 だが,本装備は他の装備とのコンビネーションもよく,さらにF90の持つ優れた射撃管制システム,バランサーなどと相まって予想を上回る戦果を挙げたのである。(ただし,この「戦果」である火星圏でのオールズモビル掃討戦に関しては,連邦政府は頑なに否定している。地球圏でのオールズモビル掃討戦ではS装備の使用例は極めて少ない為,Sタイプが制式採用された理由に疑問点が生じてしまことを承知の上で否定しているとしか考えられないのである。)

 このS装備の成功は,新たな重装火器の開発の下地になった。すなわち,S装備同様の多種弾頭の代わりに,威力を変化させたビームによって射撃する大火力砲の開発の呼び水となったのである。
 結果,F9系1型機(通称F91)には,この新型重装火器の開発・搭載が決定し,その為のオプションアーマメントとしてF90Vのコードが与えられ,装備開発がスタートしたのである。
 ヴェスバーは,この時点では開発途上の兵器であり,ミヤ・サミエック技官を始めとしたサナリィスタッフの尽力によって,銃身のブレ,膨大な電力消費,集束率の問題などの各種の欠陥が一つ一つ解消されていった。
 F91に搭載されたものは,未だ開発途上とは言え,一定の完成度を達成したもので,コスモバビロニア建国戦争においては,F91の高い戦果のひとつの原因ともなったのである。

 なお,本装備の特徴のひとつが既存のビーム砲としての機能だけではなく,複数の機能を同時に実現したということにある。
 F90Vタイプでは,砲の固定部分に難を抱えており,完全とは言い難い状況であったが,既にF91での搭載パターンのひとつとして方針が決定されていた。(それ以外の搭載パターンについても実際にF91の武装パターンとしてプランニングが存在している。)

 最大の特徴が,グリプス戦役期以降の高機能MSが搭載していたウイングバインダーなどと同じく独立した可動肢としての機能を有することである。両手に装備する通常兵装で攻撃を行いながらヴェスバーでAMBAC機動を行うと言った使用法も可能となっており,こうした形での運用もまたヴェスバーの特徴となったのである。

 関連項目

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最終更新時間:2015年08月12日 20時03分40秒

 ノート

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脚注

  • [1]これらの記述はB-CLUB 071の記述を元に作成しており,他に記述した資料はない。