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ロボット

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ロボット

  • [模型用語]

 説明

 一般の人々が「モビルスーツ」などの人型アニメーションメカを称する場合の用語として用いられるもの。これに対して,作品のファンなどからは批判もあるが,こうしたアニメーションファンも,ミリタリー系プラモデルを「AFVキット」と一纏めにしたり,船などの模型を「艦船キット」と一纏めにするなどしており,この点では似たようなものであり,一般の人にとっては大した違いでは無い。

ロボットとは

 元来,ロボットとは,「自律稼働し,人間のサポートを行う人造人間」を意味するものであったが,日本では,その用語が独自に発展し,様々な用途に用いられる様になってしまっている。実のところ,海外ではロボットという言葉が用いられることは少なく,様々な分野で用いられるのは日本だけといっても過言では無い。

 日本でロボットというと,多くの人が真っ先に「鉄腕アトム」が思い出すのは,それだけこうした「アンドロイド」タイプのロボットが日本人の中に根付いているということである。様々な論説があるが,日本人は八百万の神を信仰し,自然物や人工物にも付喪神という神が宿ると考えており,これがロボットにも適用されるという論説が,もっとも理にかなった説明だと思われる。(実際,海外での動物を主人公にした作品などは擬人化はされていてもあくまで動物の世界が中心であるが,日本での動物を主人公にした作品の多くは,人間と同等のコミュニケーションを取れる生物として描かれる場合がおおい。これは,国民性の違いであろう。)
 日本人が開発を進めている様々な二足歩行ロボットや人間を模したロボットは,そのほとんどがかつての「漫画」や「アニメ」にインスパイアされたものが多い。このため,多くの場合,日本人が思い描くロボットとは,鉄腕アトムやマジンガーZに帰着していくのである。

 その一方で,「自動化された機械」という意味合いで用いられるものに「産業用ロボット」,(自動操縦,自動運搬するための)「ロボットカー」などがある。これらは,いわば「人間の代わり」に作業を行うための機械であり,(プログラムを自律性と見なすかどうかの問題はあれど)元来の意味合いのロボットに近い物である。
 こうした産業用ロボット(海外ではAutomatic machineとされる場合が多い)は,日本が世界的にトップシェアであり,他の追随を許さない分野である。

 上記2種の中間とも言える,外部からの無線(あるいは有線)コントロールにより,人間が作業できないような場所で作業を行う機器もロボットと呼ばれる場合がある。原発事故の原子炉近辺で作業をするには,放射線の問題があるため,これを代替して作業する機器は,有線コントロールによって離れた場所から操作される。こうした機器は,いわば鉄人28号に帰着するといってもいいだろう。

 海外の場合,こうした「人工物に魂が宿る」という考え方はほとんど存在しない。
 このため,ロボットと言えば,ゴーレムなどの印象に近く,従者(サーバント)や下僕といった印象を強く持たれることが多い。

国内における「ロボット物」の分岐

 ロボットという言葉がはじめて登場したのは,1921年のことであるが,それ以前から「ゴーレム」,「人造人間」などの,類する概念は存在していた。国内では,大正時代から昭和初期に海外から入ってきた様々な書籍などからこうした概念が伝わったとともされているが,昭和3(1928)年には既に學天則と命名された実働するロボットが開発されている。これは,江戸時代に既に存在していた茶汲み人形などのからくり人形を起源とするものであったが,その完成度は高く,現在のロボットの祖であるといっても過言では無い。
 第2次世界大戦後の1952年,手塚治虫によって鉄腕アトムが連載開始された。これは,,戦後に海外の情報が次々と得られるようになったことも一つの要因であったとも考えられ,1950年にアイザック・アシモフによって執筆された「我はロボット」の中で立案されたロボット三原則が早くも取り入れられていた。
 1956年には,巨大ロボット物のルーツとされる鉄人28号が連載開始され,日本におけるロボット物作品の素地はできあがっている。

 海外と異なり革新的であったのが,1972年のマジンガーZである。
 本作において,「パイロットが乗り込み操縦桿で操縦する」というフォーマットが登場し,以後,日本におけるロボットアニメ作品の根幹となる設定が誕生した。この「パイロット」の存在は,主人公とロボットを同一視するための重要なファクターとして機能しており,主人公が乗り込むことでロボットの巨大感を表現するなど,従来のロボットとは違ったリアリティをもたらすこととなった。
 また,マジンガーZは,漫画連載とアニメ放映が同時である,商品展開が玩具中心であるなど,マーケティングやメディアミックス路線においても現在のロボットアニメの基本を構築したとも言われている。(実は,デザイン面でマジンガーZが与えた影響も大きく,ロボットのパーツ分割に冠しては,マジンガーZのデザインを踏襲したものが実に多い。無論,人体をデザイン化したというマジンガーのデザインが秀逸であったことを示しているが,後に機能面を中心に配慮されたロボットが登場するが,パーツ面ではマジンガーを踏襲しているものも多い。)

 1979年,機動戦士ガンダムの放映によってロボットは新たなフォーマットを手に入れる。
 ガンダムでは,ガンダムはあくまでも兵器であり,量産される一般向け兵器開発のための試作品と設定されたのである。と,同時に,「ロボット」という呼称を捨て,「モビルスーツ」としたことで,それまでのロボットアニメにおける原則としてワンメイクの「ロボット」よりも,よりリアリティを持たせることに成功したのである。

 これ以降,いわゆるリアルロボット物として設定に凝った作品が多数登場するようになるが,一見荒唐無稽に見えるマジンガーZであっても装甲材,エネルギー源,全高といった細かいスペックや作動原理などは設定されており,(少なくともファーストガンダムと同等程度には)リアリティを有している。実は,現在,いわゆるスーパーロボット物に分類される作品の多くも同様であり,こうした設定面での細かいリアリティは,日本人の持つ民族性に起因すると考えられる。(蛇足ながら,スーパーロボットとリアルロボットの違いは「作劇」手法にあるといっても過言では無い。)

「ロボット」を代替する言葉

 機動戦士ガンダムが画期的だったのは,主人公が搭乗するロボットを「モビルスーツ」と代替名称で置き換えた点であるが,実はそれ以前から同様の言葉は存在はしていた。
 マジンガーZの敵である「機械獣」は,機械化した獣という意味であり,ロボットと同義である。また,ダイターン3でも「メガノイド」という言葉で集約されている。

 ガンダムが秀逸だったのは,こうした敵味方の機体を「モビルスーツ」に統一し,なおかついずれも原則として「量産される兵器」と見なした点にある。主人公メカであるガンダムは,試作機であり且つ,ジオンの襲撃によって1機しか残らなかった,とした設定と作劇が秀逸であったのである。

 これ以降,味方の機体もこうした「ロボット」を置き換える言葉で表されることが当たり前の様になっていく。リアルロボットとして製作された作品には,そうした名称がついているのが当たり前の様になったのもガンダムがヒットしたからであろう。
 以下は,そうした作品と,作品内の呼称をまとめてみたものである。

 なお,国内におけるロボット作品の多さは,その国民性によるものであり,膨大な数になるため,あくまでも「テレビシリーズ」で,「同一シリーズは集約」してまとめている。また,基本的にプラモデルや玩具になった作品が中心であるため,全てを網羅しているわけでは無いことを了承頂きたい。

制作年作品名名称代表的な機体
1979機動戦士ガンダムモビルスーツRX-78-2 ガンダム
MS-06S シャア専用ザク
モビルアーマーMA-08 ビグザム
MAN-08 エルメス
1981太陽の牙ダグラムコンバットアーマーダグラム[1]
アビテートF44A クラブガンナー
ソルティックH8 ラウンドフェイサー
1982戦闘メカ ザブングルウォーカーマシンザブングル
ウォーカーギャリア
プロメテウス
超時空要塞マクロスバリアブル・ファイターVF-1S バルキリー
VF-1J バルキリー
デストロイドMBR-04-Mk. トマホーク
HWR-00-Mk. モンスター
1983亜空大作戦スラングルトレッカー・ヴィークルスラングル
チャンサー
聖戦士ダンバインオーラバトラーダンバイン
ドラムロ
オーラファイターガラバ
装甲騎兵ボトムズアーマードトルーパーATM-09-ST スコープドッグ
ATH-14-ST スタンディングトータス
XATH-02-SA ストライクドッグ
超時空世紀オーガスドリファンドオーガス
モラーバ
ガウォークMBG-21 イシュキック
MBG-24C ナイキック(コマンダー)
特装騎兵ドルバックバリアブルマシンVV-54AR ムゲン・キャリバー
VH-64MR オベロン・ガゼット
VT-61LC ボナパルト・タルカス
パワードアーマーPA-27 レコン
PA-58N ハーク
PAM-74 ティンクル・ベル
カングライドハーバラ
マヤール
銀河漂流バイファムラウンドバーニアンFAM-RV-S1 バイファム
FAM-RV-S1T トゥランファム
ARV[2]ARV-A ウグ
ARV-I デュラッヘ
ウェア・パペット[3]オールオーバー
トゥインクル・ヘッド
超時空騎団サザンクロスバトル・スナイパー[4]ATAC-01-SCA スパルタス
ガウォークTASC-01-SCF ローガン
アーミング・ダブレット戦略機甲隊
機甲創世記モスピーダアーモ・ファイターAFC-01 レギオス
アーモ・ボンバーAB-01 トレッド
アーマー・サイクルVR-052 モスピーダ
VR-038 バートレー
1984超攻速ガルビオンロードマシンガルビオン
ガルビオン競璽ター
ロードアタッカーマルゴスペシャル
ロードマシンナーロードチェイサー
メタルバトラーMB-α11 バルガス
MB-α4 ラグドル
重戦機エルガイムヘビーメタルエルガイム
バッシュ
マシンナリィゼッタ
リスタ
巨神ゴーグドークス・ガーディアンゴーグ(ゼノン・ガーディアン)
マノン・ガーディアン
ラブル・ガーディアンガーディアン
機甲界ガリアン機甲兵鉄巨人(機甲兵)ガリアン
人馬兵 プロマキス
1985蒼き流星SPTレイズナーSPT[5]SPT-LZ-00X レイズナー
E-SPT-LZ-00X-B ニューレイズナー
SPT-GK-10U グライムカイザル
MF[6]E-MF-LZ-00X-2 レイズナーMk.
M-SL-52C ソロムコ
TS[7]TS-SG-50C スカルガンナー
TS-TP-50D ターミネーターポリス
1987機甲戦記ドラグナーメタルアーマーXD-01 ドラグナー1
RMA-07A ドラウ
FMA-04 ダイン
フォルグアーマーシュワルグ
ダウツェン
1989機動警察パトレイバーレイバーAV-98(98式AV) イングラム
AV-0(零式AV) ピースメーカー
TYPE-J9 グリフォン
1994レッド・バロンメタルファイターレッドバロン
神龍
機動武闘伝GガンダムモビルファイターGF13-017NJ シャイニングガンダム
GF13-001NH マスターガンダム
1996機動戦艦ナデシコエステバリス陸戦フレーム
砲戦フレーム
1998ブレンパワードアンチボディブレンパワード
グランチャー
ガサラキタクティカルアーマー17式TA 雷電
17式改TA 震電
メタルフェイクイシュタルMk.2
1999ゾイドゾイドRZ-007 シールドライガー
EZ-026 ジェノザウラー
2002フルメタル・パニック!アーム・スレイブARX-7 アーバレスト
M9 ガーンズバック
2003ガンパレードマーチ〜新たなる行軍歌HWT[8]AMTT-519M 士魂号
AMTT-526 士翼号
宇宙のステルヴィアオーバビスマシンビアンカ
ケイティ
ギガンティック・アクティモ・ソーマインフィニティ
アルキュオン
2004絢爛舞踏祭ザ・マーズ・デイブレイクラウンドバックラー希望号
士翼号
2005交響詩篇エウレカセブンLFOニルヴァーシュ Type ZERO
ターミナス typeR909
KLFターミナス typeB505
モンスーノ typeMS10
2006コードギアス 反逆のルルーシュKMFサザーランド
ランスロット

 備考

 模型に関する用語の集約の為,ガンダムに関連しないもの,関連しないメーカー名も含まれています。なお,参考として模型漫画関連からカテゴリーリンクされています。

 関連項目


 編集者


[模型用語]


最終更新時間:2012年02月26日 16時10分56秒

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脚注

  • [1]作中設定上,ゲリラが独自に建造した機体であり,メーカーの設定がない。
  • [2]アストロゲーターラウンドバーニアンの略で,地球側が名付けたもの。ククト側は単に機動兵器としてあつかっていた。
  • [3]当時資料の一部にはウェアパペットにも型式が存在する。
  • [4]当時の資料には,これら機動兵器の総称が存在したが,失念(^^;
  • [5]スーパーパワードトレーサーの略。
  • [6]マルチフォームの略。
  • [7]テラーストライカー(無人機)の略。
  • [8]原作ゲームでは,「人型戦車」だが,劇中では「Humanoid Walking Tank」の略として用いられる。