!!!リング オブ ガンダム(Ring of GUNDAM) *[アニメ] !!データ ,作品データ{COLS:2} ,公開日,2009/08/21 ,公開場所,東京ビッグサイト ,収録,ガンダム30周年記念ドキュメンタリーメモリアルBD-BOX ,発売日,2010年7月24日 ,価格,15750円 ,発売元,バンダイビジュアル //,放映期間,1985/03/02〜1986/02/22,全50話 //,放映系列, //,放映時間, !!概要  30周年記念作品となるショートフィルム。  2009年8月21日に公開されたのは,その一部。  シリーズの生みの親・富野由悠季氏が総監督,原作,脚本を担当し,映像制作会社「ロボット」と協力,製作した。なお,完全版の完成・公開時期は未定。(なお,実際には完成することはなく,未公開の間まであった。)  ストーリーは,シリーズを構成するためのたたき台として用いられたもので,本編はこの一部をつまみ食いのように映像化されている。また,設定資料集には,この前史となるストーリーも掲載されており,基本的にはこれまでの作品のように年間を通した一つの長編として構成されている。  なお,意図的な偏向が起こらないように,下記ストーリー部分は設定資料集の記述をすべて掲載している。(場合によっては,削除する。) !!ストーリー  この物語は,宇宙世紀に隣接する物語である。  地球連邦軍は,根絶した前世紀から再生して,開発から圏sねつ,第一次産業を復興させた。地球上の自然環境と太陽エネルギーによって,ようやくモビルスーツを中心とした軍事力を整備することができた。  戦犯を最後のスペースコロニー"エクス"に流刑しながらも,またも地球連邦が軍を整備したいのは,"エクス"からの侵攻が予見されたからである。  そして,もうひとつの理由はリング・コロニーの争奪戦でもあった。  リング・コロニーとは,ナノロボットによって基礎がかためられて,この数百年で,直系五百余キロメートルのリング状のコロニーに政庁をしたものである。 これは宇宙世紀の遺跡であり,その巨大さは,過去のスペースコロニーの比ではなかった。  そんな時に,地球の高山の一角から前世紀の人類の記憶の象徴である"ビューティ・メモリー"が発見された。それは強固な岩石に守られていて,地球上で開くことができなかった。  グレン大佐とエイジィたち"髑髏部隊"が,宇宙エレベータで静止衛星軌道に上がり,そこに係留されてあった"タツノオトシゴ"戦艦で,リング・コロニーに急行することになったのは,エイジィが"アムロの遺産"という一語を,メモリーから聞き出していたからである。  リング・コロニーは,すでにエクスの駐留軍がはいって,"アムロの遺産"の修復にはいっていた。  "タツノオトシゴ"戦艦から発進したグレン大佐たちの"髑髏部隊"は,そこに潜入して,アムロの遺産と遭遇するのだが,ファースト・ガンダムそのままに見えるそれをエイジィが強奪しようとしたとき,エクスの監視員のひとり,ユリアが阻止しようとする。  しかし,二人が乗り込んで稼働したガンダムは,グレンたち"髑髏部隊"を駆逐して,"タツノオトシゴ"戦艦にもどる。エイジィは,エクスから派遣されていた密偵だったのだ。彼は,地球連邦軍にもぐりこんで,"ビューティ・メモリー"を探していたのだ。  "タツノオトシゴ"戦艦に収容されていたメモリーは,ガンダムに呼応した。発掘した岩の塊は,ガンダムと共振するデータと自己検索できるメモリーだった。 そんな岩とガンダムの挙動を見れば,"髑髏部隊"のモビルスーツたちも見守るしかなかった。  ガンダムが触れた岩がくだければ,メモリー・カプセルが現れて,そこには"ビューティ・メモリー"が眠る姿があった。そして,彼女は語った。 「人はいつか,アムロの遺産とリンクして,地球の記憶の全てを新しい地球に送り届けられます」と。  しかし,"ビューティ・メモリー"はさらに語り継いだ。リング・コロニーは,太陽系以上に若い太陽系に航行するための"舟"だというのだった。 「人は,ひとつの太陽が死滅しても,まだ生きられます。なぜなら,宇宙という容量は無限なのですから……無限を目指す……神を目指すのではありません。命の繰り返しというのは,無限大の宇宙と共存するものですから,それに挑戦するということが,命に課せられた技でもあるのです。良きように,と……そうでなければ,自滅するのもまた命なのです……」  しかし,グレン大佐たち"髑髏部隊"は,リング・コロニーは,地球に覇権を確立しようとするエクスの前線基地になると恐れて,それを破壊しようとする。  それをエイジィ,ユリアたちの少ない戦力で阻止しようとするのだが,アムロの遺産であるガンダムの驚異的な機動力で,それらを駆逐して,ついには"髑髏部隊"の地球での基地を攻撃するまでになる。  その間にも,リング・コロニーは,宇宙エレベータ軌道に接近して,宇宙エレベータのウェイト・バランスと交換される。  太陽系離脱のための作業である。  "髑髏部隊"の拠点になっている連邦軍の基地内には,リング・コロニーの存在を人類の刻印を新しい地球にむけて発信するものになると信じる人々もいた。  エイジィとユリアは,そのような人々と接触することができて,"ビューティ・メモリー"が語る悲惨な人類史も理解してくれるようになる。  そうなれば,暴走する"髑髏部隊"を殲滅することができて,エイジィとユリアは,宇宙エレベータを使って,リング・コロニーに戻ることができる。  そして,ビューティフル・メモリーが映し出す太鼓からの地球の記憶をもったリング・コロニーは,新しい太陽系を目指して発進していった。 {{category_list モビルスーツ・ROG}} {{category_list キャラクタ・ROG}} !!艦艇等 *[["タツノオトシゴ"艦]] {{category_list 用語・ROG}} //※上で検索して下に変更 //!!サブタイトル //,No.,タイトル,脚本,コンテ,演出,作画監督,放映 !!スタッフ 総監督:富野由悠季  原作:矢立肇・富野由悠季  製作:内田健二  企画:宮河恭夫  脚本:富野由悠季  絵コンテ:斧谷稔  音楽:菅野よう子  プロデューサー:佐々木新・倉澤幹隆・川口佳高  オリジナルデザイン:大河原邦男  メカニカルデザイン:安田朗・山根公利・剛田チーズ・早野海兵  キャラクタデザイン:西村キヌ・藤田潔  美術設定:池田繁美  CGスーパーバイザー:西井育生  制作:サンライズ・ロボット //※詳細は略す。 !!備考  リング・オブ・ガンダムについては,正式な作品が公開されることなくプロジェクトが終了しており,現在となっては,これを確認するための手段は,公式には30周年記念BD-BOXしかない。  特に,これに付属している特典ブックレトは,極めて重要な資料となっており,できることならば入手してもらいたい。 !!関連用語 *[[GUNDAM BIG EXPO]] !!編集者 *あさぎり ---- {{lastmodified}} !!ノート ■[[本項目に追加情報を記載する|BBS2]] ※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。