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モルモット隊
- [用語]
- 分類:俗称・部隊
- 区分:宇宙世紀
- 出典:機動戦士ガンダム外伝蒼の戦慄 ほか
説明
一年戦争当時,新型の兵器であったモビルスーツの運用に際して,前線で実際に戦闘を行いながらそのデータを収集するために編成された部隊に対して,上層部や他の部隊が侮蔑的に用いた用語のひとつ。
その重要性は認めながらも,モルモットの様に実験(データ収集)のために無茶な戦域に投入されるなど,損耗率が高い。
俗にモルモット部隊としてあげられた部隊はいくつか存在しているが,特に有名な部隊として,第11機械化混成部隊が挙げられる。同部隊は,RGM-79《ジム》やその改良機であるRGM-79G《ジムコマンド(陸戦用)》などを運用し,データ収集を行っていた。
ここまでならば,同部隊が特段有名になる理由は無いと思われるが,同部隊がモルモット部隊として有名になるきっかけであったのが,友軍が極秘に運用していたEXAM実験機の暴走により,第1小隊を除き壊滅しながらも,その暴走事件を引き起こした実験機が配備されたことにある。
その後は,公国軍のEXAM機と交戦し,さらにはキャリフォルニア・ベース攻略の支援,強奪された連邦製のEXAM機の奪還作戦などに従事した。結果的に数奇な運目に翻弄されたこともあり,後年,各種資料の公開と共に「モルモット部隊」としての側面がクローズアップされたのである。
また,一年戦争を通じて最も有名な部隊であるホワイトベース隊も事実上モルモット部隊として扱われていたということができる。(もっともホワイトベース隊の場合は,公国軍に対する囮部隊としての側面が強調されるため,単純にモルモット部隊であったとはされないことの方が多いのだが…。)
関連項目
編集者
最終更新時間:2015年01月17日 18時02分41秒
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脚注