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モビルスーツの変更点

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!!!モビルスーツ / MS
*[用語]
//*読み:
*分類:機材
*区分:共通
*出典:共通
!!説明
 モビルスーツとは「人型をした機動兵器」の総称である。
 誕生した宇宙歴により,多少の差異はあるものの,基本的には「戦争のための兵器」として運用されている。
!!宇宙世紀
 [Mobile Space Utility Installment Tactical]

 モビルスーツという名称の起源については諸説あるが,元来,人間が着用する宇宙服に対して機動兵器と位置づけられる「強化服」としての位置づけから,モビルスーツと名付けられたとされている。(宇宙服をノーマルスーツと呼称するようになったのは,モビルスーツの誕生以降とする説もあるが,近年ではそれ以前から連邦軍で用いられていたとも言われており,未だ確定した事実は明らかとなっていない。)

 現状では,「Mobile Space Utility Installment Tactical」という用語が割り当てられており,これを強引に日本語訳すると「戦術汎用宇宙機器」となることから,汎用性の高い兵器と考えればいいだろう。

 ジオン公国が開発したモビルスーツは,連邦と公国の圧倒的な物量差を覆すほどの戦果をあげ,砲撃戦を中軸に据えた連邦軍宇宙艦隊の戦略をことごとく打ち砕いた。
 ミノフスキー粒子下ではレーダーなど電子索による戦闘は不可能となったため,これまでより遙かに近接戦闘が行われるようになったことから,目視戦闘を可能とするモビルスーツは,電子戦という近代的な戦術を過去の遺物としたほどだったのである。
 そのため,モビルスーツの汎用性の高さは,戦術兵器における革命であり,公国軍の一年戦争開戦当時の圧倒的な強さは,モビルスーツによるといっても過言ではない。

 また,モビルスーツの人型の形状はAMBACによるプロペラント消費の抑制や,隠密性などもあり,結果的に意味のある形状となった。
!モビルスーツの開発
 モビルスーツの開発は,ミノフスキー粒子の発見に端を発したものである。
 ミノフスキー粒子の持つ特性のひとつである電波遮断によるレーダーなどの索敵用装備の無力化は,従来の戦術を根底から覆す可能性を秘めており,これに気がついた公国軍は,従来の常識を覆す新型兵器としてモビルスーツを開発,実戦投入したのである。
 U.C.0071年,公国軍がミノフスキー粒子散布下での新型兵器の開発をスタートさせたのが事実上のモビルスーツの開発開始である。U.C.0073年にはモビルスーツの基本形となるMS-04が完成し,続くMS-05の量産によって本格的なモビルスーツによる戦術部隊の構成が完成したということができる。
 これ以降,モビルスーツの改良・発展が続き,標準的な機体としての体裁が整ったのは,U.C.0087年のグリプス戦役期であった。以降のモビルスーツは,(後に登場する小型モビルスーツを含め)基本的には,この当時成立した第2世代モビルスーツと呼ばれる機体群の機体構成から大きく逸脱するものではなく,その後に登場した各世代のモビルスーツには,ほとんどが第2世代機の機能拡張に過ぎないと断じても過言ではないのである。

 モビルスーツの主力機としての定着は,地球圏における戦術そのものを一変させた。
 これは,モビルスーツが革新的な兵器であったということも大きな要因ではあるが,それ以上にミノフスキー粒子の発見がもたらしたものであるということができるだろう。
!!未来世紀
 モビルスーツとは,コロニー建設のために開発された人型の作業機械のことである。
 人類を滅亡寸前まで追い詰めた環境破壊は,いわゆる富裕層の宇宙への脱出を加速させる原因となった。各国は,それぞれ独自の居住地(スペースコロニー)を宇宙に建設し,そこへ人々は移住したのである。無論,建設されたコロニーの規模は限定的なものであり,全ての人々が移住できるはずもなく,コロニーに移住した人々は,各国の政府高官など,限られた上流階層の人々だけであった。

 既に100億を超えていた人口のうち,母なる地球を愛する者,渡航費用の無い者など総人口の4割が地球に残っていたのである。しかし,各国とも政治・産業・経済・軍事の中枢をコロニーに移管し,地球上の各国家はコロニー本国に従属する体制となったことから,支配層を欠いた地球各国の治安は乱れ,各地で地域紛争が勃発する状況となった。
 この紛争はやがて世界規模の戦争(地球カオス戦争)へと拡大していったのである。
 各国では,この事態に対して,モビルスーツの軍事転用を行い,兵器としてのモビルスーツの開発競争が勃発する。

 こうして際限なく戦闘能力の高い兵装の投入が続けられた結果,地球そのものの崩壊(これに伴うコロニーの崩壊)の危機が高まった結果,コロニー側は一応の協力体制を敷き,軍事用モビルスーツを地球上での制圧戦に投入したのである。
 この結果,地上に残る反体制勢力は一掃されたが,結果として地球は各国の軍事実験場(モビルスーツの開発試験場)としての位置づけになっていくのだった。

 結果として,地球カオス戦争以降,モビルスーツの性能は加速度的に向上し,軍事的対立が高まったことから,再び地球規模の戦乱の可能性が高まった。
 このため,軍事的衝突を避けることを目的の一つとして「ガンダムファイト」が提唱されたのである。
 こうして,モビルスーツは,モビルトレースシステムを組み込んだモビルファイター(MF)へと発展していく。
!!アフター・コロニー
 モビルスーツの原型となったのは,コロニー建設に際して開発された動力付き宇宙服であった。その時期の機体の特徴から,腕を持つ有人式の作業用機器全般がモビルスーツ([Manipulatavl Order Build and Industrial Labors Extended Suit=建設及び工業労働用有腕式拡充型<宇宙>服)と呼ばれるようになっていった。
 これを,地球圏統一連合の元となった軍事政権が,その力を維持するために開発した新型兵器が後のモビルスーツの原型である。

 モビルスーツそのものは,スペシャルズとして成立した後のOZのために,5人の科学者が開発した究極の人型兵器「OZ-00MS《トールギス》」が全てのベースとなっている。
 しかしながらトールギスは,究極故にその高い能力にパイロットがついて行くことができず,これをデチューンした形で配備されたのが,OZ-06MS《リーオー》なのである。(なお,OZにおいて採用された機体は,黄道十二宮星座にあやかって命名されている。)

 トールギスを開発した5人の科学者は,OZを出奔した後,モビルスーツによる戦乱を想定し,これに対するカウンターとして,ガンダムと呼ばれる強力なモビルスーツを開発している。
 ガンダムは,強力なモビルスーツでありながらもパイロットによる運用の後,兵器そのものを地球圏から無くしてしまうという究極の目標のために破壊されている。
!!アフター・ウォー
 モビルスーツとは,宇宙戦争時代に開発された人型機動兵器のこと。
 第7次宇宙戦争終結後は軍だけでなく,民間へと流出しており,MS自体が商品として扱われている。
 この時代,モビルスーツの生産能力が失われており,モビルスーツを所有している者はすなわち力がある者といえる。
 すなわち,戦後,モビルスーツは弱肉強食の世界の力の象徴として,人々に忌み嫌われる“モビルスーツ乗り”の武器となっている。またそれは貴重な物資でもあり,強大な武器として取引されていた。ガロードがガンダムXを売りに出した際には,エニル・エルが“3億”もの高値を付けている。
!!正暦
 地球人にとっては,過去の遺産であり,詳細ははっきりしていない。
 様々なマウンテンサイクルで発掘され,運用されている。
 ミリシャは,機械人形と総称している。

 ムーンレィスにとっては,MSは,一般的な機材の一つである。
 しかし,自分たちが運用している以外の技術は逆に言えば開発されておらず,それ故に,地球人同様,様々なマウンテンサイクルで発掘していることもある。
!!コズミック・イラ
 ニュートロンジャマーの完成によって,核反応を利用したジェネレータの使用が制限され,また,その副作用でレーダーなどの索敵技術や電波を使用した無線技術が使用できなくなった為に開発された新兵器。
 これまでの宇宙空間で使用する機動兵器であるMAと区別する為にできたカテゴリで,宇宙戦だけではなく陸上戦にも適用することができる。
 由来はMOBILE SUIT(Manipulatavl Order Build and Industrial Labors Extended Suit)建設及び工業労働用有腕式拡充型宇宙服の略称。

 ザフト軍が開発し投入した兵器で,燃料電池と太陽電池の併用によってそのエネルギーを得ている。
!!アドバンスド・ジェネレーション
 かつて勃発したコロニー国家戦争時代に至るまで用いられていた人型戦闘兵器の総称としてモビルスーツという用語は用いられる。
 実のところ,その命名の由来は不明で,長い歴史の間に失われてしまっている。

 コロニー国家戦争の後締結された「銀の杯条約」によって,戦力の放棄を決定した人類は,モビルスーツの開発技術を転用した民生用人型機器を開発,これらを「モビルスタンダード」と命名している。(実際のところは,単に「武器を持たないモビルスーツ」でしかない。)

 後に,ヴェイガンの侵攻により,再編された地球連邦軍は改めて戦力としてのモビルスーツの採用を決定するが,長い年月の間に失われた技術も多く,かつてのモビルスーツほどの高い戦闘力を持った機体が登場するにはかなりの時間を必要とした。
!!備考
!モビルスーツの解説について
 アニメック8号ガンダム事典では,下記の解説がなされている。
 現状の解釈とは異なる部分があるが,初期の解釈として参考ながら記しておく。

 ''歩兵の機動力に,強大な戦力を持たせた兵器。おおむね人間の形をしていて,内部に人がはいり操作する。ちょうど機械を服の様に着るのでこの名があるが,ガンダムに登場するものは巨大過ぎて,スーツというイメージからは遠ざかる。''
!!関連項目
//本文内の説明でリンク可能なものは,出来るだけ本文内でリンクする。
:宇宙世紀:
*[[ミノフスキー粒子]]
*[[AMBAC]]

:未来世紀:
*[[モビルファイター]]

:アフター・コロニー:

:アフター・ウォー:
*[[第7次宇宙戦争]]

:正暦:
*[[機械人形]]

:コズミック・イラ:
*[[ニュートロン・ジャマー]]

:西暦:

:アドバンスド・ジェネレーション:

:リギルド・センチュリー:

:POST DISASTARE:
 かつて勃発した厄祭戦の時代に実戦投入された人型機動兵器のこと。
 高出力かつ高機動な戦闘兵器で,機体を構成するフレーム・システムによって様々な機体が開発されている。
 特に,厄祭戦末期に建造されたガンダム・フレームと呼ばれるフレームは,主機であるエイハブ・リアクターを二基搭載し,これを並列稼動させることに成功したもので,極めて強力な機体となっている。

 だが,厄祭戦の後,人類の技術レベルは大きく後退し,モビルスーツを開発できるほどの高い技術力を有するのは,ギャラルホルンなど限られた組織のみとなってしまっている。
 このため,モビルスーツは貴重なものとなっており,かつて大量のモビルスーツが生産されていたことは伝説とも言うべき状況となっている。
!!編集者
*あさぎり
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!!ノート
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