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モビルスーツの世代分け

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モビルスーツの世代分け

  • [用語]
  • 分類:その他
  • 区分:宇宙世紀
  • 出典:機動戦士Ζガンダム ほか

 説明

 人類が史上初めてモビルスーツと呼ばれる新兵器を手にしたのは,U.C.0073年のことであった。そして開発が進められたモビルスーツは,U.C.0079年のいわゆる「一年戦争」において初めて実戦に投入されたのである。
 当初,ジオン公国軍が投入したMS-06《ザク》は,既存の兵器を凌駕する性能を発揮し,対立する地球連邦軍を蹂躙することとなった。このため,地球連邦軍もモビルスーツの必要性を痛感し,急速にモビルスーツへの兵器体系の移行が進んだのである。

 異なった技術体系によって開発が進められたモビルスーツは,同じ「モビルスーツ」の名を冠しながらも独自の進化を行った部分が存在していた。
 しかし,一年戦争の終戦後,これらの技術の融合が進んだ結果,誕生したばかりであったモビルスーツは次のステップへと進んだのである。

 一年戦争後に地球連邦軍が開発を進めたモビルスーツは,自軍がこれまで開発してきたモビルスーツ関連の技術と既に10年は先んじていたとも言われる公国軍のモビルスーツ関連技術の融合を進めるものであった。
 ここにおいて,モビルスーツの新世代,すなわち「第2世代」のモビルスーツが登場したのである。

 こうした兵器の世代区分に関しては,種々の条件によって変化することも多く,斬新な新技術が登場したことで従来の区分が適用できなくなることも少なくない。
 このため,ここではモビルスーツの世代分けについて,一般的とされる区分を説明した後,異説として取り上げられることの多い世代分け(あるいは,その世代分けの基準)を説明していくこととする。

 一般的定説とされる世代分けについて

 こうした兵器の世代区分は時代によっても変化することがあり,これを説明する資料もどの時代の区分をベースに解説しているかによっても大きく異なる。
 以下に説明する世代分けは,多くの資料によって説明されることが多いものである。
 また,特定の時期や資料にのみ触れられているものは,次節において説明を行う。

第1期モビルスーツ

 U.C.0105年のマフティ動乱前後にピークとなった世代区分で,初期のモビルスーツからU.C.0102年のサナリィによる小型モビルスーツ開発の提言書によって開発が行われたいわゆる小型モビルスーツに分類される機体以前の機体をまとめたものである。
 このため,第1号となる機体はMS-01であり,最後の機体は,U.C.0100年代の大型モビルスーツということになる。
 なお,ここに記載されている区分は一般的に解釈可能なものであり,資料によってはより詳細な条件が掲げられている場合がある。この点については,次節で解説を行う。

第1世代

 U.C.0073年に開発された第1号モビルスーツを起点とし,旧ジオン公国軍,地球連邦軍の一年戦争当時におけるモビルスーツ群のこと。
 主に公国軍がモノコック式,連邦軍がセミモノコック式を採用しており,機体の装甲が構造の一部を兼ねている点が特徴となる。
 なお,初期の資料ではこれらの機体はブロック構造であることが常識とみられていたが,既にムーバブル・フレーム技術に近いフレーム構造が採用されていた機体も存在していたと考えられるようになっている。

第2世代

 ムーバブル・フレームと全周モニターおよびリニアシートを導入したモビルスーツ群のこと。ジオン系・連邦系の技術融合が進み,機体のユニット化が進んだ時代の機体である。
 なお,ムーバブル・フレームについては,フルユニット採用を条件とする厳しい指標の場合もある。こうした場合,次節以降で説明するような世代の細分化が行われることも多い。

第3世代

 ムーバブル・フレーム技術あるいはそれに準ずる技術を導入した,いわゆる可変モビルスーツ/可変モビルアーマーのこと。
 なお,ムーバブル・フレーム技術を必須とする場合もある。

第4世代

 分離合体,大型メガ粒子砲などの機能を搭載した多機能型モビルスーツのこと。
 いずれの機体も強力な高出力ジェネレータを搭載しているのが特徴で,モビルスーツが恐竜的進化の果てに袋小路に陥った時期の機体である。

第5世代

 第4世代モビルスーツの反省に基づき機体の原点回帰が進んだもので,汎用性を重視したシンプルな機体となったもの。機体そのものは大型化しており,ジェネレータも強力なものとなっているが,機体の設計・構造そのものは第2世代モビルスーツに近いものとなっている。このため,この時代の標準的なモビルスーツを第2世代として区分する資料も存在する。

第2期モビルスーツ

 モビルスーツの大型化に拍車が掛かり,運用面での様々な不具合が発生したことから,U.C.0102年にサナリィによって提言された小型モビルスーツの開発提言に基づいて開発が進められた機体群以降の機体をまとめたものである。
 実質的に,U.C.0105年頃からU.C.0150年頃までの機体が主な機体であり,それ以降の再び18m級に回帰した機体群を含む場合と含まない場合がある。

 また,これらを全てひとまとめにした場合と,第1期モビルスーツ軍同様に世代区分を行う場合もある。
 以下に示す事例は,暫定的な世代区分を行ったものである[1]

第1世代

 第1期モビルスーツを機能はそのままに小型化を実施したもの。
 極めて初期の連邦軍系モビルスーツで,RGM-109《ヘビーガン》などが該当する。
 いわば強引に小型化した機体であるため,不整合部分が頻出している場合もある。

 U.C.0120年代に活動したクロスボーン・バンガード系モビルスーツも機体構造的には,この第1世代に相当するが,ビーム・シールドという新装備によって,連邦軍のモビルスーツを圧倒することとなった。
 これに対抗することが可能だったのは,サナリィによって開発されたフォーミュラシリーズと呼ばれる機体であり,これらの機体はクロスボーン・バンガード系モビルスーツとほぼ同等の性能を有していた。

第2世代

 U.C.0140年代頃から現れ始めたミノフスキー・フライト等自重軽減のための機構を搭載したモビルスーツがこの第2世代機に相当する。これらの機体は,飛行性能の獲得のために様々な方策を試行錯誤した結果に得られたもので,機能的に不十分な部分も見られたものの,結果として安定した飛行性能を有することが可能となった。
 こうしたシステムが最終的にミノフスキー・ドライブというシステムに結実するのである。
 なお,これらの機体は,当初こそ小型モビルスーツとしての体裁を保っていたが,U.C.0200年代に入ると,再び18m級へと先祖返りしている。これは,各種機能面や搭載できる消耗材などを考慮した結果,18m級が最もバランスが良かったためと考えられる。

第3世代

 ミノフスキー・ドライブ搭載機のこと。
 基本的には第2世代機と同等であるが,これらの機体は不完全ながらも実用化された一部機体[2]から,オプションとしての搭載が可能な状況まで技術革新が続き,第2世代機でありながらもオプション装備で第3世代機相当の機能を有する機体も存在している。
 従って,この第3世代機という区分はあくまでも状態を表す暫定的なものでしかないと言えるだろう。

 異説としての世代区分

 ここで取り上げる内容は,一部資料にのみ見られる情報や時代的な移り変わりによって世代区分の要件が変化したものなどである。資料によって異なるため,受け入れられる場合もあれば,否定せざるを得ない場合もあるため,内容に関しては各々確認してもらいたい。

第1.5世代

 第2世代の要件によっては区分として現れるもの。
 多くの場合,ムーバブル・フレームを部分的に採用し,リニアシート・全周モニターを搭載した機体という区分となる。ご覧の通り,上で説明した第2世代機の分類と重なっており,これに付加条件を加えた詳細な分類が行われる時に現れる区分なのである。
 この区分に関しては,やはり第2世代機の区分をどのように行うかで判断が分かれてくると思われる。
 基本的に,この分類では詳細な要件で第2世代機として分類しきれなくなるガンダムMk-兇筌螢奪・ディアスといった機体が分類されることとなる。だが,この分類だとガンダム試作3号機ステイメンやガンダムNT-1なども分類されることとなり,やはり拡大解釈が行われてしまうこととなりかねない。

第2世代

 第2世代の区分に関しては,いくつかのパターンが見られる。
 詳細な区分としては,ムーバブル・フレーム,リニアシートを採用し,ガンダリウムγ合金製(あるいは同等以上)の装甲材を使用するMS。という要件が見られる。
 これは,ムーバブル・フレーム,リニアシートを採用し,ガンダリウムγ合金製の装甲材を使用するMS。という区分が拡張されたものであるが,いずれの要件にしても適用は注意しなければ困難である。

 例えば,いずれの要件であってもこの場合ガンダムMk-兇和2世代MSとは認められなくなってしまう。(リック・ディアスも同様である。)
 ガンダムMk-兇蓮ぅ侫襯罐縫奪箸離燹璽丱屮襦Ε侫譟璽爐鮑陵僂靴討い襪發里痢ち甲材は一年戦争当時のものと同等のチタン合金である。つまり,装甲材質を要件とされるため,革新的な機体でありながらも旧世代の機体となるのだ。リック・ディアスの場合,フルユニットのムーバブル・フレームではないため,ガンダリウムγ合金の装甲を持ちながらも旧世代機となるのである。
 この要件で定着させるためには,やはり第1.5世代機としての区分をセットにする必要が最低限あるだろう。

 また,この条件を適用すると,第2世代機の代表的な機体と言われるマラサイやネモであっても資料によっては旧世代機ともされるのである。(ネモやマラサイは時期によっては,ガンダリウムγではなくαやβ級の装甲を用いていることから。また,ガンダムMk-兇皺装によってガンダリウムγ合金に換装したともされるため,ややこしい面があることが分かるだろう。)

第3世代

 第2世代の要件を満たした可変モビルスーツという解釈だと,可変モビルアーマーは対象外となる。特にアッシマーはムーバブル・フレーム技術以前のブロック構造による変形機構を有するため,完全に要件を満たさない。
 この条件下で第3世代に分類できる機体は,Zガンダム,ガブスレイ,ハンブラビなどの限られた物になってしまう。

第4世代

 NT対応型MS。
 この区分だと,特殊用途用の機体のみが限定的に分類され,「世代分け」という分類には適さない。

 分離合体型MS。
 上記と同様の理由で世代分けには適さない要件であるが,この要件の場合,実は可変モビルスーツの正統進化として分離合体型が一般化した場合には,世代区分として成立する。
 実際には,ZZガンダムとバウのみ該当となってしまうため問題外だろう。
 また,多機能型MSとすることでクリアは可能である。

第5世代

 ミノフスキークラフト型MS。
 きわめて一部の資料で見られるものであるが,それ故に問題点も多い。
 実質的にΞガンダム,ペーネロペー,ゾーリン・ソールのみが該当であり,この分類は第4世代の多機能型MSの発展系に過ぎないともいえる。
 しかしながら,通常第5世代機とされる機体の多くは,実質的に第2世代機と同様のコンセプトの機体であり,これが大型化した結果でしかないのである。

 MSの世代分けにおける例外的な機体

 モビルスーツの世代区分に関しては,様々な資料の発見により状況が変化している。
 この結果,機体によっては世代区分が困難な過渡期の機体も存在している。
 ここでは,そうした中途半端な機体で分類が困難なものをいくつか事例としてあげている。

第1世代MS

 一年戦争末期に登場したオーガスタ系の機体やその継承機,ガンダム開発計画に伴う試作ガンダムなどは,部分的にムーバブル・フレーム技術を導入したという解釈がなされるようになっている。
 これらは単純に第1世代とするには辛く,また,第2世代でもない。
 後述するガンダムMk-兇覆匹,第2世代の詳細要件の一部を満たさないため第1.5世代とする場合もあるため,これらの機体は,第1.5世代と第1世代の間とも考えられる。

第2世代MS

 ジム供ぅ献爿掘ぅ魯ぅ競奪などは,部分的ムーバブルフレームの採用機であるが,それ故にモノコック,セミモノコックの部分が残っている。リニアシートが採用されていることもあり,第2世代に分類されることもあるため,先述の機体群よりは世代的に新しいと見なす必要があるだろう。

第3世代MS

 アッシマーやガザCなどが現在では「ムーバブルフレーム以前の機体」となっている。
 ただし,これは「フルユニットのムーバブルフレームではない」と解釈することでとりあえずのクリアは可能である。
 また,サイコガンダムは,変形こそ行うが,分類的には第4世代に近い物があるだろう。

第4世代MS

 旧ジオン軍残党の使用していたMSは,デザインこそアップデートされているが,基本的には第1世代であるとの認識で間違っていないだろう。
 例外的なMSは,実はリゲルグであり,これは第2世代と見られがちであるが,やはりこれも第1世代であろう。他にも第1次ネオ・ジオン戦争においては,第1世代から第4世代までのMSが混在して登場するため,実は分類が難しい。

第5世代MS

 基本的に第2世代MSと言ってもいいMSがほとんどである。[3]
 しかしながら,新規建造された「世代」による分類では第5世代MSとなるMS群がほとんどである。
 例外的MSは,リ・ガズィとサザビーであり,前者は第3世代MSの発展型,後者は第4世代の発展型といえるMSである。

 備考

 モビルスーツの世代分けの概念は,機動戦士Ζガンダムの放映に際して,初めて明確にされたものであり,以降,作品が追加される度に更新されてきたものである。
 本文でも説明しているが,当初は一年戦争以降に登場したモビルスーツは基本的に第2世代機であり,これが「機動戦士ガンダム」に登場した機体とは別物である,ということを印象づけていた。つまり,放映開始直前〜放映開始直後の各種資料で掲載されたモビルスーツは全て第2世代機として考えられたのである。
 これは,Ζガンダム劇中に登場したモビルスーツは,基本的に一年戦争時代のモビルスーツのバージョンアップ機であり,前作との差異を明確に示すためとして「第2世代」という言葉が登場した物である。

 このため,当初は「ムーバブルフレームと全周モニターを導入したMS」が第2世代機であり,初の第2世代MSは,ハイザックであるという認識であった。そして,様々な可変MSが登場したことから,これらを第3世代と分類したのである。
 この流れで,ガンダムZZの頃のMSを第4世代と分類し,逆襲のシャアの頃のMSを第5世代と分類するという流れであったのである。

 ところが,困ったことにこの世代分け,ΖΖの放映時期当たりから各種書籍などで扱いが微妙に異なっているのである。これが積み重なった結果,様々な解釈が残る状況となったのである。

 関連項目


 編集者


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最終更新時間:2015年01月24日 19時49分22秒

 ノート

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脚注

  • [1]実際に,このような世代分けを行った資料は見られないので注意してもらいたい。
  • [2]V2ガンダムなど。
  • [3]実際,ファクトファイルではνガンダムを第2世代MSと言い切っている。