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メッキ

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メッキ

  • [模型用語]

 説明

 プラモデルにおける限定版の定番。
 …だったのだが,近年ではこうした扱いをうけることは少なくなっている。

 一般的には,腐食(酸化)しやすい金属を酸化しにくい金属で表皮をコーティングするといった作業だが,模型では主にパーツに金属光沢を出すための作業として認識されることが多い。
 メッキとは,材料の表面に薄く金属の膜を形成する表面処理の方法の総称だが,狭義では液中で行う方式のみを指す場合もある。鍍金(「ときん」と呼ぶ場合もある)や滅金という漢字をあてる場合もあるが,いずれも金をメッキするための手法からきた和製語。(金を水銀と混合させると消える=溶け,これを加熱し水銀を飛ばすと再びメッキされた金が現れるため。)このため,「鍍金」は,金をメッキする場合のみにもちいられることもある。
 実力のないことが露呈する「メッキが剥がれる」という言葉は,こうした大した価値の無い金属に金によるメッキを施して,価値がある様に見せかけても,メッキを剥いでしまえば価値がないということからきている。
 なお,一般的なメッキによる製品としてトタンやブリキなどが挙げられる。


 模型分野では,プラスチックの表面に金属被膜によるコーティングを行うことを単純に「メッキ」と呼称する。真空蒸着(真空にした入れ物の中で,金属を気化させ,これを対象物に付着させ皮膜とする方法)によってプラスチックのメッキは行われ,多くの場合,アルミニウムによる鏡面状被膜を形成するが,場合によってはクロム,金,銀などが用いられる場合もある。
 一般的な場合,アルミニウムによるコーティングの後,これにクリアーカラーで塗装を行う(これは金属表面のコーティングも兼ねる)。その際の調色により,金メッキ(主にイエローとオレンジの混合カラー),シルバーメッキ(透明クリア),ブラックメッキ(スモーク系カラー),レッドメッキ(クリアーレッド),ブルーメッキ(クリアーブルー)といった,「色名+メッキ」形で呼称される場合が多い。
 特に単一パーツに複数のカラーが吹き付けられている場合や,パーツごとに色が異なり組み上げたときにカラフルなメッキ状になるキットなどを「フルカラーメッキ」という場合もある。

 いずれにせよ処置を施すことで高額化するのが難点であり,また,パーツの合わせ目を消す作業が困難になる,関節のかみ合わせが合わなくなるなどの問題も生じるため,組み立てるのは困難になる。

 備考

 模型に関する用語の集約の為,ガンダムに関連しないもの,関連しないメーカーも含まれています。

 関連項目


 編集者


[模型用語]


最終更新時間:2011年07月15日 20時03分20秒

 ノート

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脚注