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メガ粒子砲

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メガ粒子砲

 説明

 ミノフスキー粒子から生成されたメガ粒子を利用した兵器。
 いわゆるビーム兵器の一種で,俗に粒子ビーム砲と呼ばれる装備である。
 生成されたメガ粒子を縮退・蓄積する際に,本来質量を持った粒子であるメガ粒子の一部が,質量欠損を起こし,これが運動エネルギーに変化することで高い威力を発揮する。

 メガ粒子砲は,メガ粒子を蓄積し,さらに力場による圧縮と縮退によってエネルギー兵器化して利用するものであり,従来のレーザー砲や粒子ビーム砲よりも利点が多い兵器となっている。(一説では,当時のレーザー砲の4倍強もの破壊力を有していると言われている。また,荷電粒子砲が地磁気などの磁場や強力な電場の影響を受けるのに対して,メガ粒子砲は,これの影響が極めて少ないという利点もある。)
 その反面,ミノフスキー粒子を生成,縮退,融合させ,さらに生成したメガ粒子をIフィールドによるコントロールを必要とするため,(従来の大型粒子ビーム砲ほどではないが)大がかりな装置が必要となる。
 このため,ミノフスキー粒子発見後,メガ粒子砲が実用化されてからしばらくは,大型の艦艇にしか搭載することが出来なかった。(それも,初期のメガ粒子砲は,ムサイ級ほどの規模の艦艇であっても,数分に一射程度しかできないほど,メインジェネレータに負荷をかける兵器であった。)
 後に,各デバイスの改良によって,艦艇クラスになると一定間隔での連射が可能なほど機能的に向上するが,高い破壊力を持ったビームを発射するには,それ相応のチャージが必要となる点は変わらずであった。

 開発初期に装備されたメガ粒子砲は,従来の艦砲同様に,砲身内に用意されたIフィールドチョークによって加速,収束を行い,発射する砲塔型のものがほとんどであったが,その後,レーザーの様に発射口のレンズ(メガ粒子砲の場合,Iフィールドによる偏向機能だが)によって,射出方向をコントロールする偏向型が登場した。また,このタイプの収束率を下げることで,ビームその物を拡散させる拡散ビーム砲(拡散メガ粒子砲)も誕生している。

 こうした様々な技術開発によって,メガ粒子砲の運用におけるハードルはだんだんと下がっていったのだが,これに一定のブレイクスルーを与えたのが,一年戦争時に地球連邦軍が開発したエナジーCAP技術である。これは,メガ粒子砲の発射シークエンスのうち,ミノフスキー粒子の生成,縮退,融合によるメガ粒子の生成,そして,メガ粒子の圧縮までを艦艇(あるいはそれ用の施設)で実施し,メガ粒子の縮退寸前の状態で,カートリッジ化したものである。これによって,メガ粒子砲をMSの携行サイズにまで小型化することが可能となった。これが「ビーム・ライフル」である。(詳細は,エナジーCAP,ビームライフルを参照。)

 一方,メガ粒子砲そのものの威力向上も様々な方面からアプローチされている。
 ビームライフルは,小型のメガ粒子砲であるとは言え,エナジーCAP(あるいはEパック)に保持されたメガ粒子の総量以上の破壊力をだすことはできない。逆に言えば,同じMSが運用するビーム砲でも,ジェネレータ直結型のビーム砲の威力が高いのは,こうした「メガ粒子という弾体」の総量が威力に直結するためである[1]
 こうした理由から,従来のメガ粒子砲同様に,ジェネレータへの負荷はある程度黙認した形で,メガ粒子砲の威力を高めるための巨大コンデンサや加速・収束用チョークなどを開発,装備した艦艇が登場するようになった。こうした強力なメガ粒子砲をハイパーメガ粒子砲と総称するようになったのは,第1次ネオ・ジオン戦争の最中である。

 備考

 放映当時と,現在では細かい設定が変わってしまった用語のひとつである。
 参考として,以下に放映当時のアニメック8号の引用を掲載しておく。

アニメック8号ガンダム事典解説

 拡散している粒子を収束して発射する荷電粒子砲の一種。砲台,戦艦の主砲などに利用されている。ジオン,連邦両軍ともに使用。一般にビーム砲と呼称されているのは,すべてこのメガ粒子砲と考えて差し支えない。その小型軽量化がなされたものが,ガンダムタイプの持つビームライフルであり,そう言った意味では連邦がこの分野において一日の長があるといえよう。

 関連項目


 編集者


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最終更新時間:2016年03月02日 21時06分59秒

 ノート

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脚注

  • [1]このため,MSのジェネレータ出力の向上と共に,従来特殊な用途や環境以外では運用が難しかったメガ粒子砲そのものを搭載するMSが登場することとなったのである。同様に,逆転の発想で,武器その物にジェネレータを搭載したものがメガランチャーなどと呼ばれる一連の装備である。(一部の例外はあるが,ビームライフルとメガ粒子砲との際は,このジェネレータへの直結の有無,そして手持ち型の装備品であるかどうかが,区分の基準となっている。)