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マハの反乱
- [用語]
- 分類:歴史
- 区分:宇宙世紀
- 出典:ニュータイプサーガ ガイア・ギア
説明
[U.C.0203/02/21〜04/28[1]]
地球連邦政府の独立機関マハが,独自の権力を持ちすぎたが故に起こした事実上のクーデターのこと。
かつてのパリ近郊に設置した新たな都市「ヌーボ・パリ」を拠点に独自の国家を設立しようとした(一説によると単なるクーデター[2]だったとも)もので,地球連邦の崩壊に至る歴史の中で,最後に起こった大きな動乱だったとも言われている。
元々マハは,地球連邦政府が設立した組織で,その目的は「制度としての宇宙移民」を実施するにあたり,これを逃れ地球に不法に居住する人々を宇宙移民させるための摘発であった。しかしながら,地球への居住が特権化するにつれ,特権維持のための強権的組織へとその意味合いが変化してしまったのである。
U.C.0100年代に入ると,宇宙居住者の地球への立ち入りはより厳しく制限されるようになり,徐々に地球が辺境化していくこととなる。(それでも特権階級の地球居住は続いていたが。)一年戦争において大きなダメージを受けた地球環境も,U.C.0150年代に至ると大幅に改善しており,一部の地域では自然豊かな環境が当たり前の様になっているほどであった。
U.C.200年代,マハの指揮官となったビジャン・ダーゴル大佐は,地球の自然環境の回復の加速のためにはエリートによる管理が必要だとの「地球逆移民計画」を発表,連邦政府から承認されると,これを機にその権力の拡大を画策する。
しかし,急速な権力拡大(と彼らによる権力掌握をよしとしない旧来の特権保持者たち)によってマハは疎んじられ,連邦軍からは排斥されるようになっていく。さらに,彼らと敵対していたメタトロン機関の上層部は,連邦軍と共に権力を握ることを選択,共に戦っていたアフランシ・シャアの一派を一掃しようと,アフランシ派とマハを正面からぶつけさせることとなる。
この戦闘の結果,マハとアフランシ派部隊は相打ちとなり,マハは瓦解する。
ガイア・エンペラー
ダーゴル大佐が地球逆移民計画の承認に際して,その裏で画策していたマハによる独自の国家。
ヌーボ・パリを中心とし,一部のエリートによる地球支配をもくろんだもので,駐屯する連邦軍をも支配下においた後,設立をもくろんだが,メタトロン機関による爆撃によってヌーボ・パリが壊滅したため幻と消えた。
マハは,その後バイエルンに拠点を移し,連邦政府の転覆をも狙ったが,突出した野心は周囲より疎んじられ,衰退の一途をたどることとなった。
関連項目
編集者
最終更新時間:2015年06月13日 13時46分51秒
ノート
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脚注