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マウントラッチ

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マウントラッチ

  • [用語]
  • 分類:その他
  • 区分:宇宙世紀
  • 出典:共通

 説明

 [Mount-latch]

 モビルスーツのオプション等を装着しておくための接続部のこと。
 例えばRX-78《ガンダム》の前腕部のシールド固定用の接合部や腰後部のバズーカ接合部などのこと。用語としては,元々存在するものであり,様々なものを載せることを意味する「マウント」とそれを固定する「かんぬき」,「かけがね」を意味する「ラッチ」を組み合わせたもの。このため単にラッチと省略される場合も多い。

 ジオン公国軍が開発したモビルスーツは,「手」が存在することで,従来の機動兵器に比して多彩な兵装を運用可能なだけではなく,人間同様に様々な作業を可能とした。このため,出撃時に装備を選択するのみならず,必要に応じて現場での選択も可能になった。
 しかしながら,それら兵装を戦場まで運ぶために「手」を使ってしまうと,実質的に手の利点を殺してしまうこととなるため,使用しない兵装を機体に固定する必要が生じたのである。
 このため,機体の各部に予備兵装や予備弾薬を装着しておくための接合部が用意されているのである。

 無論,装備によってはこれらラッチに接合したままでも運用可能なものが存在するが,モビルスーツの場合,腕によって運用する方が柔軟な扱いが可能であるため,多くの場合,モビルスーツのラッチはこうした予備の装備を装着するための部位として始まっている。

 グリプス戦役期に至ると,多くの機体が多彩な装備を運用する様になり,前腕部や腰部,場合によっては脚部などにもマウントラッチを備えるようになっていく。
 数多くのマウントラッチに多彩な装備を過剰に装備するような機体も登場してくるのである。

ハードポイント

 U.C.0110年代に現れた新たな概念。
 武器や特殊任務用のポッドなど,携帯する機材を装着しておく為の接続部という意味では,マウントラッチと同義であり,「ハード(機器)」を「ポイント(固定)」するという意味合いで利用される。

 モビルスーツに予備の武装を保持させたり,武装の追加を行うなどの用途に用いられる点もマウントラッチと同じである。その点で言えば,バーニアスラスターをアポジモーターと言い換えた事例が存在した様に,マウントラッチと同義の機構を単にハードポイントと言い換えただけであるとも言うことができる。

 とはいえ,ハードポイントに関して大々的にアピールしたサナリィ製のF90は,従来のマウントラッチの概念を拡張した機構であるとの見方を行っており,F90以降の機体においては,ハードポイントといった場合,F90で用いられたような情報統合機能を持たせたマウントラッチをハードポイントと呼称するような傾向にある。

 F90のハードポイントは,接合された機器のデータを読み取り,これに合わせたOSの最適化(実際には,既に用意されている各種運用データを接合された機器に合わせていく)することで,新たな装備の運用に際する調整等の手間が軽減されている。さらに,接合された機器同士を連携させることも可能で,ハードポイントに接合可能なビーム・ライフルはトリガーを手に保持するビーム・ライフルと同調して射撃する,といった芸当も可能となるのである。(これは,ハードポイントに接合された機器であれば,任意の動作を機体に代行させることが可能であることを示している。)

 F90では,26種にもおよぶミッションパックが用意されたが,これらはハードポイントを通じてデータのやり取りを行っており,異なるミッションパックの装備を混在させても機体の稼働には支障がないという優れたものであった。
 さらにハードポイントの規格にあった仕様であれば,全く異なった機体用の装備であっても対応させることが可能となっている。

 こうした各種データリンクを可能とした(いわば拡張型の)マウントラッチは,U.C.0120年代以降,ほぼ全ての機体に搭載されており,これ以降,マウントラッチ,ハードポイントという用語については曖昧な区分へとなっていく。

 関連項目


 編集者


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[用語・UC]


最終更新時間:2015年11月23日 21時23分56秒

 ノート

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脚注