!!!マイアニメ *[雑誌] !!データ ,出版データ{COLS:2}, //,発売日, ,発行日,毎月1日 ,発行元,秋田書店 !!概要  秋田書店が刊行していた[[アニメ誌]]。  創刊は,1981年(4月号より)で,[[アニメディア]]と並びアニメ誌創刊ラッシュの後発誌であった。先行した[[アニメージュ]],[[ジ・アニメ]]同様のA4版平綴じで,価格も同額(当時600円)であった。  先行していた他誌との差別化のために創刊時から比較的独自色を出していた雑誌で,模型やコンピュータ(当時はマイコンブームでもあった),同人誌といった分野もフォローしており,特徴的な誌面構成となっていた。また,漫画連載も複数あり(新谷かおる氏のクイーン1313などは単行本も刊行されている),アニメ誌というよりは,当時としては珍しい総合ホビー誌的な位置づけであったともいえる。  しかしながら,こうした路線と価格帯は,他のアニメ誌と比較した際に,情報の薄さという弱点となってしまっており,1980年代半ばのリアルロボットアニメの衰退{{fn 実質的に,機動戦士Ζガンダムの放映は,リアルロボットアニメの衰退傾向がきっかけであるという状況でもある。}}に伴う様々な作品の乱発傾向と,新ジャンルであるOVAの興隆によって,多数のアニメが製作(ただし,乱発されると言うことは,ジャンル全体としてはパワーダウンしていたということである)されたことなどから,情報発信の速報化を目指して,アニメ誌初の月2回刊行(版型をA4からB5ワイドに縮小し,価格を半値近くまで切り下げ,中綴じ化した)に踏み切ったのだった。(この際,ホビー情報などは縮小され,アニメ誌としての体裁に特化している。)  しかしながら,このリニューアルは旧来のファン層を失う結果にも繋がっており,わずか半年後に月刊へと戻されたものの直ぐに休刊することとなった。  休刊は,月2回刊行という英断が,結果的に情報速報誌という体裁を強調してしまい,それまでマイアニメが持っていた独自性を失わせたことが最大の原因と思われる。特に,それまで充実した設定資料などの付録(A5版の時には4〜50ページにもなる豪勢なものであった)は,マイアニメの特徴であり,これらが付属しなくなかったことは,多くの読者が離れていく原因となったのでは無かろうか。  また,Ζガンダムの放映時期には,オリジナルの設定記事などを掲載するなど,独自色の打ち出しに力を入れていたが,同年創刊されたNewtypeという当時としては「ほぼ」Ζガンダム専門誌の創刊や,OVAの専門誌であるアニメVの創刊などが重なり,結果としてそのスタンスが中途半端となっていた面も否めないだろう。 !!関連項目 !!編集者 *あさぎり ---- {{category 書籍・雑誌}} {{category 書影無し}} {{category チェック中}} ---- {{lastmodified}} !!ノート ■[[本項目に追加情報を記載する|BBS2]] ※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。