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プチ・モビ・レース

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プチ・モビ・レース

 説明

 民生用プチモビ(プチ・モビルスーツ)を用いたレースのこと。略称であるPMRが用いられることが多い。
 もともとプチモビは,MSの製造で得られた技術をこれまでの作業ポッドに転用し,いわば小型のMSとして完成させたもので,一年戦争後,急速に普及していったものである。
 U.C.0085年頃には,既にハンドメイドのプチモビによる競技会(あえて言えば格闘大会のような物)が実施されるようになっており,エレカ同様一定の年齢に届けば利用可能な「機器」となっていた。(実際,U.C.0088年のサイド1シャングリラでは,10台前半〜一般的にエレカの免許が交付される15歳よりも若い〜と思われる少年少女がプチモビを運用している姿が確認されている。)

 戦後すぐのU.C.0080年初め,復興が始まった各コロニーの港湾労働者が,仕事用のプチモビを使ってレースを始めたのが,現在のPMRの原型とされる。
 この頃のレースは,舗装道路だけでは無く,港湾のジャンク置き場やコロニーの山(つまり港出入り口側のシリンダー隔壁部)などもレースコースに含めて行われており,当然ながら非合法のものであった。
 しかし,ライバル機の妨害だけでは無く警官の妨害をも障害のひとつとして行われたレースは,口コミとその機材の豊富さもあって様々なコロニーに波及していった。

 ルールが整備され,様々な機関との調整を経た「公式」のレースは,U.C.0084年7月にサイド6のニュー・マディラで実施された。
 このレースは,劇的なフィナーレもあって高い人気となり,これを扱うメディアが増え,さらには資金の投入も見られるようになった。このため,PMRを興業として管理する団体であるCSIR(シーザー/宇宙機器レース委員会)が翌U.C.0085年に設立され,本格的なレース時代が幕を開けたのだった。
 その後,PMRを主催する団体の数は増えたが,安定して楽しめるのはCSIRであるという評価は変わらない。

 レースは,オンロード,オフロードを組み合わせたもので,その組みあわせ方やコースの難易度などは実にバリエーションが多い。こうしたレースに投入されるプチモビは,当初こそ市販機そのままであったが,ついには純粋なレース用プチモビも登場するに至っている。また,プチモビの移動は四肢による「歩き」とスラスタによる飛翔があるが,これらもオンロード・オフロードによって使い分ける必要があり,スラスタによって飛翔するのが有利なコースもあれば,手足を使って乗り越えるのが有利なコースもある。
 無論,搭載する燃料はレギュレーションで制限されているため,常にスラスターで飛翔するわけにもいかず,また,レギュレーション上一定の妨害行為も認められているため,実に多彩な動きが要求されるのがPMRの特徴である。
 トータル・バランスを取るか,限られたコースのアドバンテージに賭けるか,それによって,機体のデザインも大きく違ってくるため,各チームの個性が,見た目でビギナーにはっきり分かるところも,普通のカー・レースにはない魅力だといえるだろう。

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最終更新時間:2012年06月15日 22時40分56秒

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