トップ 一覧 Farm 検索 ヘルプ ログイン

ブルーコスモスの変更点

  • 追加された行はこのように表示されます。
  • 削除された行はこのように表示されます。
!!!ブルーコスモス
*[用語]
//*読み:
*分類:組織
*区分:コズミック・イラ
*出典:機動戦士ガンダムSEED
!!説明
 コーディネイターの排斥を唱える政治結社とされる組織。
 元々は地球圏の環境保護を訴えるロビー団体{{fn 要するに環境保護などを旗印に金銭を稼ごうとする団体であり,現実にもそうした団体は多く存在する。某SSとか…。}}であり,アズラエル財団が最大のパトロンとして出資して誕生している。
 この時点では,あくまでも環境保護団体であり,後の過激な反コーディネイター組織としての面影は見られず,活動内容もデモ等の比較的よくある活動に収まっていたと考えられる。

 しかし,ブルーコスモスの方向性を大きく変えるきっかけとなったのが,いわゆる「ジョージ・グレンの告白」である。人間を遺伝子操作して誕生するコーディネイターは,彼らの考える自然保護とはことなたものであり,さらに各宗教組織の異端認定に伴う同調,そしてなし崩し的に増加したコーディネイターに対する「(遺伝子的特性を)持てないナチュラルの劣等感」などから,その組織的活動は曖昧なものへと変化していく。
 そして,ついには「反コーディネイター」という考え方(主張)そのものがブルーコスモスという「主義」へと変化していったのである。

 もちろん,組織としてのブルーコスモスも存在するが,反コーディネイターという考え方故に,彼らに同調する人間(ただし,反コーディネイターに同調できるだけでブルーコスモスの考え方そのものに対して否定的な人間も多い)や,彼らとは直接は関係なくとも自ら反コーディネイター的活動を行う「自称者」を含めれば,ピーク時には数十万という規模にまで拡大していたとも言われている。

 多くの場合,スローガンである「青き清浄なる世界のために」を掲げたデモ等がその活動のほとんどであるが,コーディネイターそのものの存在を許せない一部の主義者が次第に暴走し,ついには過激なテロ活動も行われるようになっていった。(特に,コーディネイターが持つ優秀な能力が継承されていくことを知ると,激しい嫉妬や憎しみから彼らは反コーディネイター運動の急先鋒を司るようになった。)

 構成員の国籍,年齢,性別はさまざまで,社会のあらゆる団体に存在するほか,各国の政財界や軍部にも根を張っている。特に大西洋連邦の政治家や軍人にはブルーコスモスのメンバーが多く,反コーディネイター感情の強さもひとしおである。
 一般的な構成員はあくまでも「反コーディネイター」という立場で活動をしているだけに過ぎず,大きな権力や政治的影響力を持っているわけではない。
 しかしながら,彼らの中にも「盟主」と呼ばれる代表者の命に従うことを何らおかしな事とは考えないほど反コーディネイター思想が強くなっているものも多く,時に過激な(それこそ犯罪的な)活動もいとわない構成員が様々な事件を引き起こしている。

 特にC.E.71の大戦時に盟主であった国防産業連合理事のムルタ・アズラエルは,大西洋連邦(のちには地球連合軍全体)を陰で操作してコーディネイターの一掃を図っており,その活動は歯止めの掛かることはなかった。
 結果として,元々拡大主義で他の国家に対しても野心を強く持っていたことからも大西洋連邦は,自らの国家以外を犠牲にしてでもコーディネイターの殲滅に走ってしまうこととなる。
 そして,同時期にプラント最高評議会議長であったパトリック・ザラの反ナチュラル思想も同様であったことから,互いに相手を殲滅しようとする意識が前面に押し出され,一時は,人類という種そのものを滅亡に追い込みかねない状況にまで悪化したのである。
 幸いにして,双方の良識ある人々によってこの暴走は阻止され,人類の破滅そのものは防がれたものの,ブルーコスモスそのものは新たな盟主(ロード・ジブリール)によって再び反コーディネイター活動を尖鋭化させていくのである。
!ブルーコスモスが引き起こしたとされる事件
 ブルーコスモスがそのきっかけとなったとされる事件は数多く存在している。
 ほとんどが,ナチュラルとコーディネイターの対立を煽る形で過激化し,結果的に多くの人名を失わせるきっかけとなってしまっている。
 例えば,連合とプラントの本格的開戦のきっかけとなった「血のバレンタイン事件」は,連合によるプラント攻撃に際して,ブルーコスモスシンパの士官が独断で核弾頭を運用したことがきっかけだとされている。

 また,それ以前にコーディネイターとナチュラルが対立を強めるきっかけとなった各種事件もそのほとんどがブルーコスモスによるテロがきっかけだとされており,コーディネイターと交渉しようとするナチュラルすら巻き込んだテロは,結果として双方の対立を煽ることに成功したのである。

 開戦後は,各戦線で行われた大規模な戦いと,それによる損害の多くがコーディネイターの責任であるかのように宣伝されているが,実際のところ,グリマルディ戦線やジョシュアなどでは,味方を巻き込んだ自爆攻撃が行われており,これもブルーコスモス賛同者によって引き起こされている。これらの犠牲者の多くが,ユーラシア連邦など大西洋連邦と反目する国家や,大西洋連邦内でもブルーコスモスの思想とは相容れない部隊を囮にするというもので,極めて悪質なものが多かった。

 なお,C.E.73年のいわゆるメサイヤ戦役において,プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルによるロゴス討伐によって一方的かつ理念のためには巻き添えをなんとも思わないブルーコスモスも民衆側からの批難に晒され,ロゴス共々崩壊している。
 もちろん,コーディネイターとナチュラルの軋轢はそう簡単にはなくならないだろうが,それまでのような過激なテロ活動は徐々に減少していくものと思われる。
!聖なる大地
 ブルーコスモスの関連団体の一つとされる組織。
!!関連項目

!!編集者
*あさぎり
----
{{category 用語}}
{{category 用語・SEED}}
----
{{lastmodified}}
//2015.11.06:聖なる大地
!!ノート
■[[本項目に追加情報を記載する|BBS2]]
※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。