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フレイ・アルスター

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フレイ・アルスター

  • [キャラ]

 データ

パーソナルデータ
所属地球連合軍
階級二等兵→曹長(ドミニオン搭乗時)
主な搭乗機ドミニオン(オペレーター)
誕生日C.E.56/03/15
年齢15歳(CE71)
身長162cm
体重53kg
血液型A型
製作データ
登場世界コズミック・イラ
声優桑島法子

 解説

 ヘリオポリスでのキラ・ヤマトの後輩[1]。地球連合外務次官ジョージ・アルスターの娘で,サイ・アーガイルの婚約者。お嬢様タイプで,自分が人気者と確信していてイメージを壊さないように行動をとっている計算高い人物であった。

 ヘリオポリス脱出の際に,キラにより漂流していた脱出ポッドが発見され,アークエンジェルに搭乗することとなった。だが,その結果として目前で父親の同乗する艦がコーディネーターによって沈められるシーンを目撃,精神的に錯乱状態となる。
 元々コーディネイターに対して良い印象を持っていなかったこともあり(ミリアリア等からは,ブルーコスモスとまで言われていた),キラがコーディネイターと知った時から突き放していたが,父親が死んだことがきっかけで,自分に好意を寄せている(と気づいていた)キラを利用して,コーディネイターにコーディネイターを滅ぼさせようと考えるようになる[2]

 しかし,彼女のコーディネイター排斥を強く訴える主張は,元々コーディネイターを受け入れる土壌にあったオーブの他の仲間達から浮いていく結果[3]となり,ますますキラに対しての自分の思いこみに傾倒していくようになる。
 ところが,この状況が,キラが彼女に対してとっていた行為が,実は彼女にとって戦場での不安,父を失ったことに対する慰めといった「心の隙間を埋めていた」ことに気づかせるのである。
 だが,そのキラはオーブ脱出の最中,機体が大破し行方不明となってしまう。そして,アラスカで連合の「駒として」,転属を伝えられた彼女は,クルーゼの虜とされてしまう。

 コーディネイターの最中にただ一人とらわれの身となった彼女は,ここでも,自らの身でキラの置かれていた立場を認識することとなる。結果,その孤独感はキラへの想いとなり,キラへの想いはいつしか恋慕へとなっていった。
 ラウの策略で,ニュートロンジャマーキャンセラーのデータを持たされた彼女は,戦場に放り出される。それを救いに向かうキラ。その声を通信機越しに聞いたフレイの心は,たったひとつの想いだけになる。すなわち「キラに会いたい」ただそれだけに。
 だが,彼女を救ったのは連合のドミニオンであり,アークエンジェルと対立する立場であった[4]

 アズラエルの暴走,それ故に振り回され,そしてついにはドミニオンから退艦することとなる。ナタルの「アークエンジェルへ向かえ」の言葉で,アークエンジェルを目指すフレイらドミニオンのクルーであったが,その思いは無情にもプロヴィデンスのドラグーンによって砕かれるのであった。

 登場作品

/公式・準公式作品/

機動戦士ガンダムSEED

/非公式作品/

 備考

 個人的に,ガンダムSEEDという作品で,そのスタンスが終始明確であったのは彼女とナタルだけではないかと思っている。
 ナタルは,その頭の固さ故に,「軍規」という殻を破り,アズラエルの呪縛から逃れ,艦とともに消えていくシーンが非常に大きなインパクトとなった。
フレイの場合は,その心情まで含めて作中で最も「キャラクタとして」描かれていたと思われる。

 関連キャラ

 関連項目


 編集者


[キャラクタ・ふ]
[キャラクタ・SEED]


最終更新時間:2015年07月10日 21時19分45秒

 ノート

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脚注

  • [1]当初は同級生という設定であったが,後に変更され,1歳年下になっている。
  • [2]そのために,身体を許し,サイとの婚約を破棄している。その考え方からして既に精神的におかしくなっていたことは間違いなく,序盤のフレイの行動を際だたせる結果となった。
  • [3]おそらくだが,彼女はその身の安全を願った父がオーブに留学させた,という立場であったと思われる。例えば,カズイのキラに対する言葉が,普段は友達であっても,実際には「ナチュラルとは違うんだ」と言うことを思い知らされた様なニュアンスで発せられているのに対して,彼女の言葉は明確な「コーディネイター排斥」である。このため,元々がそうした環境で暮らしていたと考えられる。
  • [4]ドミニオンにおいてのナタルのフレイに対する気遣いは,非常にナタルらしい不器用さも見えた。だが,このシーンは,ナタルが「軍規に縛られているだけで,実際は人の心を判る女性」であることを示していた。