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フォン・ブラウン

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フォン・ブラウン / フォン・ブラウン市


 説明

 月の表側にある月面における中心都市のひとつ。命名は,ロケットの父ウェルナー・フォン・ブラウン博士から。
 月の玄関口であり,交通の要所。地球以外の人類初の足跡が残された場所に建設された,人類初の恒久的月面都市。月都市で最も多い人口を有し,アナハイム社の支社とMS工場がある。
 U.C.0080年代には,経済が発展し,地球以外では最も経済力の高い都市となっている。このため,アナハイムなどの重要施設もあるため,0087年には,ティターンズの制圧目標ともなっている。

 地球圏の経済の中心であり,U.C.0150年代には連邦政府が移転している。この移転には,U.C.0136年の木星帝国による神の雷計画が原因にあるともいわれており,当時すでに連邦の中枢がルナリアンによって占められていたことを考えれば,月の表(すなわち,常に地球側を向いている)にあるフォン・ブラウンは,外惑星や各サイドから直接攻撃されないこともあり,首都としてふさわしい立地条件だったといえるだろう。

立地

 月の赤道部の東経23.5度付近のクレーターに建造された月面最初の恒久都市とされる。人類初の月面恒久都市という位置づけからも判るとおり,最初の月面到着者であるアポロ11号に敬意を表して,それらの痕跡を移築したアームストロング広場が中央に造られた。[1]

 初期のコロニー建造に必要な資源採掘のための基地として建造されており,長大なマスドライバー施設を有する。逆に言えば,このマスドライバー施設が発展して月面都市になったといっても過言では無い。
 この施設からは,サイド1,2の数多くのコロニーのための資源が供給[2]されており,宇宙世紀初期の人類インフラにとってフォン・ブラウンの存在は無視することはできないのである。

歴史

 極めて初期のフォン・ブラウン市(当時は単なる月面宇宙基地だが)では,コロニー建造用の資材搬出と同時に,月面恒久都市を建造するためのノウハウ作りに力が入れられた。単なる基地としての機能だけではなく,都市としての機能の充実にも力が入れられたのである。(一説には,この頃既にフロンティア精神の表れから,「フォン・ブラウン」の名称を使用していたが,その規模から「フォン・ブラウン・ビレッジ」と揶揄されていたとも言われる。)

 U.C.0027年,これらの施設を統合し「フォン・ブラウン市」として正式にスタートしている。以後,コロニーの建造ラッシュに伴い,都市としての規模も拡大していくこととなる。
 一年戦争当時には,既に人口5000万人を越える大都市となっており,経済的にも他のコロニー群を圧倒する規模に成長していた。

行政区

 フォン・ブラウンは,コロニー用の建築資材を確保するために建造された月面都市であるため,初期施設を中心に放射状に発展していった。つまり,中心となるブロックはそのままに,周辺部に衛星都市が次々と建造されるという発展の仕方を経てきているのである。
 このため,建造された衛星区ごとに行政区としての機能を持っているものと考えられ,実際,確認できる資料では,数多くの行政区の名称を見ることができる。
 以下に,確認できる行政区とそこに本社を置く企業を簡単にリスト化してみた。これらは,各行政区に大きな影響を持っているだけでは無く,月面都市全体に大きな経済的影響を持っている企業と考える事もできるだろう。
 なお,いくつかの行政区のようにアポロ計画や月に関する神話などからも命名[3]されているのも特徴であると言えるだろう。

アームストロング区

 AEIシステムズ,AEIステラ農機が本社を置く。
 アームストロング広場などがある事実上の中心区と考えられる。

フットスタンプ区

 AEI運搬機械,AEI風水力サービスなどが本社を置く。

ヒューイット区

 AEI汎用機サービス,AEI検査計測などが本社を置く。

セレス区

 AEI技術教習所が本社を置く。

オルドリン区

 AEIロケットサービス,AEI航宙製造などが本社を置く。

ニューロッジ区

 AEリース,AEビルシステムが本社を置く。

サワーバレー区

 AEメディアプロ,AEマグセル,AEプラント建設サービス,AE情報システムズなどが本社を置く。

ミリオンファーム区

 AE保険サービスが本社を置く。

コウト区

 AE物流,AE物流ソフトウェアなどが本社を置く。

オータ区

 AEブラッシュが本社を置く。

コトー区

 AEビジネス機器が本社を置く。

ウエスト区

 AEハイソフトが本社を置く。

ザノ区

 AEハービックが本社を置く。

デミフラット区

 AE超LSIシステムズが本社を置く。

ナッシュリバー区

 AE情報ネットワークが本社を置く。

オーサー区

 AEシステムエンジニアリングが本社を置く。

クォテックス区

 AE国際ビジネスが本社を置く。

サウス区

 AE金属,AE機動機器が本社を置く。MSなどの開発施設があるため,おそらくは一区画丸ごとAE系企業だと思われる。

 アームストロング広場

 フォン・ブラウン市の中央部に位置する記念公園。
 人類で初めて月面に立った,ニール・A・アームストロング,アポロ11号船長にちなんで命名されている。公園の中央部に人類初の一歩をモニュメントとして保存しており,その側にアポロ11号の月面着陸船のレプリカが置かれている。
 この公園は,フォン・ブラウンが特別な存在であり,その市民のフロンティア精神の象徴であった。

 関連項目


 編集者


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最終更新時間:2012年02月04日 13時27分08秒

 ノート

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脚注

  • [1]なお,実際のアポロ11号は静かの海に着陸しているため,実際には移築されたものと考えられる。
  • [2]月の裏側に存在するサイド3は物理的に資源供給することは不可能である。そのため,月の裏側に建造されたのがグラナダである。
  • [3]これら行政区はアナハイム・ジャーナルによるものだが,アポロ計画や月に関する神話などから命名し始め,途中から東京などの行政区を捩ったものなどに変わっている。ある意味適当であったのだろうという証明でしかない(^^;