フェルト・グレイス

フェルト・グレイス

• [キャラ]

 データ

 解説

　クリスと同じく，プトレマイオス戦況オペレーターの1人。
　14歳とクルーの中では最年少だが，コンピュータ，メカ等豊富な知識を持ち，ソレスタルビーイングのメンバーとして欠かせない人材の一人となっている。
　他者とのコミュニケーションが苦手で，普段は感情をあまり表に出さない。
　ロックオンの相棒であるハロとは，コミュニケーションが取れるが，これは彼女の生育環境が影響していると考えられる。

　自らの生まれが，ソレスタルビーイングメンバーの子供であり，そのことを心に秘めていたが，その悩みをロックオンに打ち明けてからは，彼に心を許すようになっていく。
　そのため，ロックオンの死に際して，メンバーで最も衝撃を受けており，再び活動を開始したソレスタルビーイングで，ロックオン（ライル）と再開した時に，激しく動揺していた。

　第2世代ガンダムマイスターである，ルイード・レゾナンスとマレーネ・ブラディの娘であり，両親の死後は，シャル・アクスティカによって一時期育てられた。だが，その死の真相は守秘義務によってフェルトには明らかにされておらず，この点も彼女の性格に影響を与えていると思われる。
　また，ソレスタルビーイングメンバーの名前はコードネームであるが，彼女も同様であり，「フェルト・グレイス」の名も両親から与えられた真の名前ではなく，シャルによって与えられたコードネームである。

　西暦2307年から始まった，ソレスタルビーイングの紛争介入は，翌年の国連軍との大規模決戦によってソレスタルビーイングの敗北という結末を迎えた。この際に，同じメンバーであったクリスやロックオンの死に様を目にしたことで，彼女自身の考え方にも大きな影響を受けている。
　戦いを生き延びたフェルトは，組織に残ったメンバー（特に，戦術予報士であったスメラギの離脱後は，事実上，中心メンバーとなった）と共に，新たなるソレスタルビーイングの結成のために活動を続けることとなる。

　2312年の再介入に際して，加入した新たなメンバー（ライルやマリー）に対するわだかまりを感じていたが，これを受け入れるだけの心の余裕ができたとともに，イノベイターとして覚醒し，それ故に孤立しつつある刹那を気にかけるようになっていく。

 登場作品

/公式・準公式作品/

機動戦士ガンダムOO
機動戦士ガンダムOOF
機動戦士ガンダムOOP
機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-

/非公式作品/

 備考

　ガンダムOOに登場するキャラクタは，そのほとんどが意識的に人種を想起できるデザインでまとめられているが，フェルトはその髪の色など，そうした記号が排除されたキャラと言える。
　この髪の色は，ソレスタルビーイングという組織で両親を知らずに育ったコンプレックスと，地球を知らない（育ったことのない）コンプレックスの双方から，染めたものだとされている。

 関連キャラ

• 刹那・F・セイエイ

 関連項目

 編集者

• あさぎり

[キャラクタ・ふ]
[キャラクタ・ガンダムOO]
[キャラクタ・ガンダムOOF]
[キャラクタ・ガンダムOOP]

最終更新時間：2016年01月11日 19時07分57秒

 ノート

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