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ファンネル
- [用語]
- 分類:武器
- 区分:宇宙世紀
- 出典:機動戦士Ζガンダム
説明
AMX-004《キュベレイ》に初めて搭載[1] されたサイコミュによる遠隔攻撃用端末がファンネルである。キュベレイに搭載されたものの形状が「じょうご(ファンネル)」に似ていることから命名された。
ファンネルは,MAN-08《エルメス》によって運用されたサイコミュ攻撃用端末「ビット」の発展型であり,エルメスの後継機とされたキュベレイ同様,純然たる発展を遂げた装備であるということができる。
最大の特徴は,事実上小型のモビルスーツとも言えるほどのサイズであったビットに対して極端に小型化されており,従来のように視認することは極めて困難になっていえることであろう。反面,ジェネレータを搭載することができるサイズではなくなったため,いわばバッテリーチャージ型の端末へと変化している。
この影響は,攻撃兵装にも現れており,ビットのビームは艦艇を撃沈できるほど強力な物であったのに対して,ファンネルの攻撃は,致命傷となる部位への直撃でも無い限りは,深刻なダメージを受けづらいとも言われる。(ただし,キュベレイの場合,パイロットであるハマーン・カーンの高いニュータイプ能力によって,その致命傷となる部位への直撃が多くなっているのではあるが。)これは,攻撃兵装の種類にも現れており,資料によっては小型レーザーとするものもあるほどである[2]。
なお,キュベレイのファンネルは,初期に開発されたものであり,様々な機構を投入した試作レベルの兵装であるともいうことができるが,後に生産されたもののなかには,チャージしたエネルギーを使い切った時点で投棄される使い捨て兵器としての位置づけであるものも多い。(同型でも回収可能なものも存在しているため,この辺の位置づけについては,明確なものは確認できていない。)
また,当初はジェネレータ内蔵の物をビット,そうでない物をファンネルと区別していたが,次第にサイコミュ兵器をファンネルと呼称するのが定着していき,区別はなくなっている。(RX-93《νガンダム》やNZ-333《α・アジール》のファンネルはジェネレータを内蔵しているため,厳密に言えばファンネルに相当しないものである。このため,資料によっては,前者をフィン・ビット,後者をビットとしているものもある。)
ファンネルポッド / ファンネルコンテナ
ファンネルを格納可能な装備のことをファンネルポッド,ファンネルコンテナなどという。こうした装備を備えた機体の場合,多くは,ファンネルも回収・再利用が可能なタイプである。(一方,使い捨てが前提の機体の場合,機体各部に懸架するだけのものが多い。)
キュベレイやMSN-04《サザビー》のものが該当し,MSN-03《ヤクト・ドーガ》のものは,単に懸架するだけのファンネルラックである。
マザーファンネル
ネオ・ジオン軍の重MS,AMX-015《ゲーマルク》に搭載されるファンネルのひとつ。
強力な攻撃力を持った重攻撃型のモビルスーツが数多く登場した第1次ネオ・ジオン戦争当時の試行錯誤によって誕生した兵装のひとつで,小型化の弊害として攻撃力の低下と,稼動時間および到達距離の低下を招いたファンネルの特に到達距離の改善を前提に開発されたものである。
マザーファンネルは,多数のチルドファンネルを搭載し,任意の段階でチルドファンネルを放出する,ある意味小型のキャリアである。同時に,ゲーマルク本体からの感応波の中継機ともなっており,多彩な攻撃が可能となっている。
チルドファンネル
ネオ・ジオン軍の重MS,AMX-015《ゲーマルク》に搭載されるファンネルのひとつ。
大型のマザーファンネルに搭載される小型のファンネルで,サイズ的にはAMX-004《キュベレイ》に搭載されるファンネルと同等か,若干小型というサイズである。
チルドファンネルは,マザーファンネルを中継して駆動するため,通常のファンネル以上に遠距離攻撃が可能となるメリットがある。その反面,中継端末であるマザーファンネルという弱点を抱えているともいえ,運用の難しい面も抱えている。
フィン・ファンネル
RX-93《νガンダム》に装備された特殊な形状のファンネル。
従来のファンネルとは異なり,3枚の板を繋げたような形状となっており,攻撃時はコの字型に変形するのが特徴となっている。
また,ジェネレータを搭載しているため,通常のファンネルと比較して長時間の稼働が可能である。
第2次ネオ・ジオン戦争において実戦投入された際には,まだ不完全な状態であったともされており,搭載された小型ジェネレータのエネルギーを使い切った後の再稼働は不可能だったとも言われている。(従って,事実上使い捨てであったということになる。)
関連項目
編集者
最終更新時間:2015年05月31日 18時23分45秒
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脚注