!!!ビーム・バズーカ *[用語] //*読み: *分類:武器 *区分:宇宙世紀 *出典:機動戦士ガンダム ほか !!説明  モビルスーツの携帯サイズにまで小型化したメガ粒子砲のこと。  地球連邦軍が開発したエナジーCAPシステムによる,モビルスーツ用携帯兵器であるビーム・ライフルは,一年戦争終盤において,モビルスーツの兵装を一変させるものとなった。  地球連邦軍のRXモビルスーツが運用したビーム・ライフルは,ジオン公国軍にとって極めて驚異となった。「戦艦並み」とも言われる強力なビームをモビルスーツが携帯するという事実,それこそが驚異だったのである。特にビーム兵器は,公国軍が運用する,従来のザク・マシンガンやザク・バズーカといった実体弾兵器とは異なり,防御が困難な極めて強力な兵器であったためである。  無論,公国軍もビーム兵器の開発に力を入れたものの,ミノフスキー粒子を励起させメガ粒子へと変異させるためには,極めて高い電力が必要であり,なかなか解決のめどが立たなかったのである。(公国軍の,ビーム・ライフルは,MS-14《ゲルググ》の登場まで待たされることとなる。また,ゲルググ用ビーム・ライフルは,極めて歩留まりが悪く,十分な数を配備できなかった。)  ビーム・バズーカは,連邦軍が開発したエネルギーCAPシステムとは異なる手段を用いて実現した携帯用のビーム兵器である。システム的には後のメガランチャーなどに近いもので,バズーカ本体に設置された小型ジェネレーターを利用して,エネルギーチャージを行うもので,時間は掛かるものの,その破壊力はビーム・ライフルに勝るとも劣らないものとなった。  しかし,そのあまりの巨体は取り回しに難点が生じ,また,ビーム兵器そのものの歩留まりも安定しなかったため,極めて限られた数しか配備されなかったと言われている。このため,ビーム・バズーカという兵器そのものは,一年戦争後姿を消し,ビーム・ライフルへと集約されていくこととなった。(U.C.0085頃には,手兵装は,ほぼビーム・ライフルへの移行が完了している。)  だが,後にモビルスーツの防御兵装の強化が進むと,再び強力なビーム兵器に脚光が当たることとなる。ビーム・ライフルそのものの強化も進められていたが,エナジーCAPやEパックという「容量」に縛られてしまうため,一定の出力を超えきれなかったのである。(これを解決するために様々な手段が執られ,ビーム・マグナムのような兵器も登場している。)  U.C.0120年代に至ると,ビーム・シールドの装備が常態化し始め,防御能力が高まったこともあり,ジェネレータ内蔵(あるいは直結型)のビーム・バズーカに再び脚光が当たることとなる。  この時代,サナリィが開発した,F90用ビーム・バズーカ(ビーム・ランチャー)は,多数生産され,連邦軍でも運用されるようになっていくのである。 !!関連項目 //本文内の説明でリンク可能なものは,出来るだけ本文内でリンクする。 >>[[ユーザーファイル入口|USER/バズーカ]] :登録型式: *[[〔Ex-T2-2〕ビーム・バズーカ]] *[[〔Ex-T3-2〕ビーム・バズーカ]] :関連用語: *[[ビーム・ライフル]] !!編集者 *あさぎり ---- {{category 用語}} {{category 用語・UC}} ---- {{lastmodified}} !!ノート ■[[本項目に追加情報を記載する|BBS2]] ※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。