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ビーム・シールド

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ビーム・シールド

  • [用語]
  • 分類:装備
  • 区分:宇宙世紀
  • 出典:機動戦士ガンダムF91

 説明

 ビーム・サーベルの技術を応用した防御兵器。U.C.0100年代末頃から装備した機体が現れ始め,U.C.0120年代から本格的に普及し始めた。(蛇足ながら,このシールドを応用して誕生したのがビーム・ローターである。)

 従来のシールドが,ビーム兵器に対して防御能力が低いことが問題視されており,その解決法として耐ビームコーティングが発展することとなったが,それでも通常のビーム・ライフルで数発程度しか防御できず,高出力のビーム砲にはまったく歯が立たなかったことから,早くからその理論は提示されていた。しかし,様々な事情から実用化に時間がかかっており,ようやく本格普及がなされたのは,U.C.0123年に勃発したコスモ・バビロニア建国戦争においてクロスボーン・バンガードが運用したモビルスーツからであった。

 ビーム・シールドは,戦術の通りビーム・サーベルの技術応用で誕生したもので,ビーム・サーベルがIフィールド技術によってビームを刀身状に形状固定しているのに対して,ビームを板状に形状固定しているものである。また,ビーム・サーベルのカットオフ機能を応用し,必要な部分だけ展開することも可能である。この応用で自分の機体と接触する部分は自動的にカットされ,自機が損傷することはないようになっている。
 一見すれば単純な原理のようにも見えるが,実際にはビームの展開そのものにおける問題点(着弾した際に,これをうまく受け流しながらもシールドそのものに影響が出ないようにするための機構),発振器の問題(サイズ,攻撃を受けた際の対処等),急激な動作の際に自機に与える損傷を防ぐための機構など,様々な面で開発に時間が掛かったのである。

 完成したビーム・サーベルは,実体弾だけではなく一般的なビーム兵器によるビーム(メガ粒子ビーム)をも防ぐことができる装備となった。また,コンデンサを内蔵している為,本体から取り外した後もしばらくは展開が可能である。そのため,これ自体を投擲し,一種の手裏剣のような武器としての使用例もあるようだ。
 このような装備であるため,ビーム・シールドは一見すると万能防御兵器のように見られがちであるが,実際にはいくつかの欠点がある。まず,許容範囲を超える負荷(例えば強力なビーム)には弱く,オーバーロードするとしばらく再展開できない。無論,これを稼働させるためには,高出力ジェネレーターが必要になることは言うまでも無い。
 また,ビームである為,展開時に発光し宇宙空間で相手に視認されやすいという欠点もある。さらに,ビーム・シールド展開中には,メガ粒子のフィールドが生じるため,自機のレーダーなどの機器にも影響を与えてしまう[1]

 なお,「既存の装甲よりも比較的安価に備えられる強固な防御装置」であるため,その後の艦艇,シャトルなどにも装備されるようになり,一部の艦艇では,バリュートを使わずにビーム・シールドによる大気圏突入などを行っている。

 関連項目

装備(宇宙世紀)

装備(その他)

関連技術等

 編集者


[用語]
[用語・UC]


最終更新時間:2014年12月21日 18時34分29秒

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脚注

  • [1]この点については,後年解決されたものと思われる。というのも,U.C.0123年の偵察型MSであるダギ・イルスやエビル・Sは,実体シールドを装備しているのに対して,U.C.0150年代の偵察型MSは,ビーム・ローター,ビーム・シールドを装備しているためである。