!!!ヒートロッド *[用語] //*読み: *分類:武器 *区分:[[宇宙世紀]] *出典:[[機動戦士ガンダム]] !!説明  MS-07グフシリーズなどに採用されたモビルスーツの格闘戦用装備。  鞭状の装備で,本体に発熱用装備と電流を流す電撃用装備が備えられており,鞭そのものを振るうことで,与えることの出来る熱ダメージだけではなく,絡め取った際に送り込む電撃によるダメージで,敵機の電子機器を破壊したり,パイロットにダメージを与えるといった運用も可能となっている。  初の本格的対モビルスーツ用モビルスーツであるグフに搭載された装備であるため,単純に対モビルスーツ装備と勘違いされやすいが,実際には,MSM-04Nアッグガイなども装備しており,単純に対モビルスーツ用装備というわけではなく,電撃や熱を用いた構造物(敵機だけではなく建築物等を含む)の破壊用であったと考えられる。(これは,同様のヒート系武装である[[ヒートホーク]]にもいうことができる。)  MS-07Bグフでの運用実績が極めて突出しているようにみえるのは,これを運用した[[ランバ・ラル]]大尉ら各エースの高い実績のためであり,実際には運用しきれないパイロットも数多く存在している。(このためか,MS-07C系列にはヒートロッドは装着されていない。)  逆に,突出した技量を持つパイロットは高い戦果を挙げることが可能であるともいうことが出来る装備で,その後,対モビルスーツを含め,応用性を高めたワイヤー型(先端がアンカーになっており,熱発生機能が取り除かれたもの)のもの開発され,MS-07B-3型などに搭載されている{{fn なお,熱発生機能が取り除かれているのに,「ヒート」ロッドという資料が存在しているが,これは武装としての名称を受け継いだものだと考えるのが最も妥当だろう。}}。  しかしながら,一般兵向けの近接戦用装備としては,MS-09ドムで制式採用されたヒートサーベルによって,その座を奪われており,YMS-14ゲルググの登場によってビームサーベルが一般化した結果,近接戦闘用兵装としては,ほとんど顧みられることは無くなったのである。(なお,本装備のもつ電撃による効果を高めた改良型の装備はこの後いくつか開発されているが,一部の例外を除き,ほとんどは高い技量を持つパイロットの使用例に留まっている。) !!備考  武装の総合項目として用意されたもので,各機体で運用された装備については,型式等種別がはっきりした場合に分割する。 !!関連項目 *[[海ヘビ]] *[[クモの巣]] *[[ワイヤーアーム]] *[[ビームストリングス]] !!編集者 *あさぎり ---- {{category 用語}} {{category 用語・UC}} ---- {{lastmodified}} !!ノート ■[[本項目に追加情報を記載する|BBS2]] ※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。