!!!パラオ *[用語] //*読み: *分類:地名 *区分:宇宙世紀 *出典:機動戦士ガンダムUC !!説明  鉱物資源衛星のひとつ。  L1軌道上,暗礁宙域の外れと言っていい宙域にぽつんと浮かぶ中型の資源衛星で,コロニー公社の人間でもなければ知らないような辺鄙な衛星だが,歴史は古く,構成する衛星の一部は旧世紀に牽引されてきたものもある。  元々は,別の名前だったが,コロニー公社が閉鎖を決定したのち,資産家がまるごと買い取り,パラオという名前に変更した。その際サイド6の特別行政区に指定され,資産家が区長に収まった。資産家は,総督と名乗っているが,実際には生粋のジオン・シンパで戦後の特需を期待するとともに,ネオ・ジオンの拠点として提供した。  だが,連邦軍参謀本部は,はやくからここに袖付きの拠点があることを掴んでおり,それ故にユニコーンがここに運ばれて直ぐに,その情報がネェル・アーガマにもたらされたのだった。 !構造  パラオは,複数のアステロイドがつなぎ合わされ,矢尻のシルエットを形成する衛星で,そのサイズは,全長三十数キロ,最大直径十五キロにも達する  主体となる三角錐状の衛星〈萼(カリクス)〉の三角錐の底面に,A,B,Cと地区表記された3つの不揃いな岩塊〈花冠(カローラ)〉が連結シャフトでつなぎ合わされている。  小惑星をつなぎ止めるシャフトは,直径30メートル,リニアカーの線路や車道を擁する外殻の厚みは1メートル近くあり,その全長は最大の物で3キロメートル。外郭に設置された工業プラントの物を含めれば,シャフトの総数は10本にもおよぶ。  三角錐状の小惑星の中心をほぼ一直線に貫く採掘場は,平均直径400メートル,長さは10キロにも及ぶ大規模な物で,このシャフトを中心に,無数の鉱道が網の目に用に走っている。  採掘場の終点,矢尻に似たカリクスの先端にはマスドライバーが設置されており,採掘した鉱物を定期的に射出しているとはいうものの,元々良質な鉱山ではなかった上,既にその鉱物のほとんどは採掘されて現在はチタンが採れる程度の寂れた廃鉱山といった風情を晒している。  三角錐状の岩塊には円筒状の居住ブロックが二つ埋め込まれており,内部的に回転し,遠心重力を発生させている。  ここには約三万の人々が居住し,鉱山業を営んでいる。  2つの居住区は,総督府を中心とするアッパータウンと,現場作業員が居住するダウンタウンに分けられている。居住区を構成するドラムは,その先端にカッタードリルが取り付けられていて,回転して遠心重力を発生させると同時に,岩盤を掘り進むシールドマシンとしても機能している。  だが,現在ではシールドマシンは稼働しておらず,住民の大半が出稼ぎで家族を支えている。 !ヤップ管制区  エコーズの分隊がロトを侵入させる為に用いたダミー隕石が侵入したパラオの宙域のこと。いくつかに分割された区画のひとつ。 !ビッグアイ  パラオ本部のレーダーサイトのコールサイン。 !!関連項目 *[[ペペ・メンゲナン]] !!編集者 *あさぎり ---- {{category 用語}} {{category 用語・UC}} ---- {{lastmodified}} //2015.06.08:ヤップ管制区 !!ノート ■[[本項目に追加情報を記載する|BBS2]] ※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。